今週の注目トピックス

2020年2月19日号掲載記事より

AJD、「2020春季商品フェア」開催 継続購買に繋がる商品育成支援へ

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 医薬品小売業ボランタリーチェーン(VC)のオールジャパンドラッグ(AJD)は2月13日、東京で恒例の「2020春季商品フェア」を開催。会場では、49品目74SKUの新商品・リニューアル商品の提案を中心に4つのカテゴリー別区分けされた加盟企業のブース、さらには設立50周年企画という「新・提案」ゾーンを加えた新たな展示が会場いっぱいに設けられ、盛況となった。
 今年、掲げたテーマは「変化に立ち向かえ~イノベーションが頻発する時代への挑戦」。当日は加盟企業84社、取引先企業205社の計1459人が参加した。
 記者会見の席で平野健二社長(サンキュードラッグ)は、設立50周年の節目の年で「フェアとは何かという原点に立ち返ることができた。予算達成を目指すだけでなく、次のアクションを始めることの大切さに気付いた」と強調。今後、AJDトータルで括るのではなく、一企業、一商品に着目して、皆が協力して売上げを伸ばしていけるような体制づくりを始める考えを示した。
 また、事業の方向性について、人口減少・市場縮小の時代だからこそ、調剤や介護に関しては行政や地域との結びつきがより強い中小チェーンの方が有利だと指摘。その上で、特定地域に濃密な店舗網を持つ中小チェーンのメリットを活かすサポートをVCであるAJDが実践していくスタイルの構築を目指す考えを示した。
 なお、2月11日時点での会員企業数は104社(5408店舗)。総年商は1兆8000億円となる。

P&G、「ジレットラボ ヒーテッドレーザー」発表 温熱バーを搭載

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 P&Gは、男性用シェーブケアブランド「ジレット」の世界初となる温熱バーを搭載した5枚刃システムレザー「ジレットラボ ヒーテッドレーザー」の発売(2月上旬)に伴い、2月12~14日の3日間、東京・表参道B SPACEでポップアップストアをオープン。初日には報道関係者を招いて内覧会を実施した。
 「ジレットラボ ヒーテッドレーザー」は、温熱バーを搭載(刃下部に配置)し、剃るたびに蒸しタオルで温めたような心地よさと、ジレットならではの滑らかな剃り心地を実現したシェービングアイテム。
 温熱バーは50℃と日本独自仕様の43℃の2段階から選ぶことができる。同社によれば、温度を感じる肌の神経とヒゲを剃る時の機械的な刺激(ヒゲのひっかかり等)を感じる神経は同じであり、温熱バーで肌を温めることで心地よさを先に感じさせ、剃る時の機械的な刺激を低減させるという。
 ポップアップストアでは、「ジレットラボ ヒーテッドレーザー」の展示と試用体験を実施。はじめに、添田成久執行役員ディレクターグルーミング・オーラルケア事業代表があいさつに立ち、「使い勝手だけでなく、見た目も含め、従来の男性用カミソリのワンランク上のシェービングアイテムとして、ラグジュアリーな嗜好を持つ男性をターゲットに展開する。既に海外では販売しており、世界で権威ある賞を多数受賞している。日本でも積極的に販売し、革新的で快適な剃り心地を提供していく」と述べた。

カネボウ化粧品、「KANEBO」ポップアップイベントを原宿で開催

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 カネボウ化粧品は今春、グローバルプレステージブランド「KANEBO」をリブランディングし、美しさだけでなく、“希望”を発信するブランドへの展開を図り、現代に寄り添う新たなポジションの確立を目指す中で、2月7~9日、東京原宿駅前で、POP―UPイベント「HOPE MIRROR STUDIO」を開催した。
 このイベントでは、2月7日に新発売した口紅「カネボウ N―ルージュ」などの新製品を試せるほか、1人ひとりの個性を再発見し、ぴったりの口紅を提案するデジタル診断コンテンツ「希望を映す鏡」体験や、ここでしか手に入らない限定プレゼントを配布した。
 「希望を映す鏡」は、来場者の質問に対する回答と人相学に基づき、特別な鏡で1人ひとり異なる唇の形を分析。唇の個性を発見し、その個性を加速させ、希望を引き出すカラーを新製品「カネボウ N―ルージュ」の20色の中から提案するというもので、来場者から好評となった。
 「カネボウ N―ルージュ」は、唇の形を美しく際立たせながら、顔全体の印象までも効果的に引き立てる口紅。高発色なカラーで唇を覆いながら、唇に集まる光をコントロールする「2Dコントロールコンプレックス」をすべてのカラーごとに絶妙なバランスで配合。立体感を感じさせないマットな質感にかすかな光をまとった“ネオフラット”な唇に仕上げる。

アイスタイル、2020年6月期第2四半期決算説明会 営業赤字も概ね計画通り

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 アイスタイルは2月7日、都内で2020年6月期第2四半期決算説明会を開き、吉松徹郎社長兼CEOが同期の決算並びに黒字化と中長期的な成長のための施策について説明した。
 同期の業績は、売上高159億4200万円(前年同期比1.7%減)、営業損失11億5700万円、経常損失11億7600万円、親会社株主に帰属する四半期純損失39億7900万円となった。
 説明の冒頭、吉松社長は、「当期は大きな赤字を出してしまい大変申し訳なく思っている。しからながら、これは大きな収益獲得のために必要と判断したため」と述べ、事業成長のための施策を完遂したこと、可能性拡大のために行った投資を精査したことなどを説明した。
 また、黒字化と中長期的な成長の施策については、中期経営計画の残り1年半で筋肉質な組織を作り上げ、収益力の高い会社へと変えていく考えを示し、①ブランドオフィシャルの積極的な推進②選択と集中③財務強化④コストコントロール――に取り組んでいく施策を説明した。
 具体的には、ブランドオフィシャルの積極的な推進では、ユーザーとブランドをつなぐプラットフォームのコンセプトをより体現化するための施策を実施。選択と集中では、不採算事業の評価を見直し、下期以降の利益水準の向上につなげる。財務の強化では運転資金や設備投資等に充当するために長期借入を行い、キャッシュ・ポジションを確保。コストコントロールについては、販管費の削減に取り組む。
 通期業績予想は、直近の予想を修正し、売上高340億円(前期比5.6%増)、営業損失14億8000万円、経常損失15億8000万円、親会社の株主に帰属する当期純損失44億8000万円とした。

サンドラッグ、2020年3月期第3四半期決算 改装・品揃え拡充策が奏功

 サンドラッグは2月10日、2020年3月期第3四半期決算概況を発表。それによると、売上高4643億7800万円(前年同期比4.4%増)、営業利益277億6800万円(3%増)、経常利益282億1500万円(3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益189億9400万円(3.4%増)の増収増益だった。
 ドラッグストア事業は、自然災害と天候不順による季節商材の不振、消費増税後の反動減などのマイナス要因があったが、店舗改装による品揃えの拡充や販売促進強化、さらには消費増税前の駆込み需要もあり、売上高は増加。
 また、ディスカウントストア事業も、自然災害・天候不順による季節商材の不振、消費増税後の反動減があったが、医薬品や食品の販売強化、積極的な店舗改装が貢献し、消費増税前の駆込み需要もあって、売上高が増加した。
 昨年12月末時点でのグループ総店舗数は、ドラッグストア事業870店舗(直営店658店舗、星光堂薬局67店舗、サンドラッグプラス57店舗、サンドラッグファーマシーズ25店舗、フランチャイズ店63店舗)、ディスカウントストア事業285店舗(ダイレックス285店舗)の計1155店舗となった。
 通期業績予想では、売上高6164億円(4.8%増)、営業利益367億円(4.2%増)、経常利益373億円(4.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益250億円(4.5%増)を見込む。


2020年2月19日号 記事一覧

会合・発表会

  • ローソン、加盟店への新たな支援策を発表 低利益店舗に月4万円を支給

経営・施策

  • ユニ・チャーム、新型コロナウイルス感染拡大に対する支援物資を送付
  • 明色化粧品、新製品の電子カタログの導入を今春から開始
  • ポーラ 竹永美紀社長インタビュー 現場裁量を増やし、国内基盤の強化へ

製品・ブランド

  • コーセーコスメポート、「サロンスタイル ビオリス」から高付加価値品
  • 牛乳石鹸共進社、「泡で出てくる ミルキィボディソープ」新発売
  • デンタルプロ、コスメ感覚を追求「デンタルプロ ブラックウィズ」新発売
  • シック、「シック エクストリーム3スムースフィット」新発売
  • アース製薬、「モンダミン プレミアムケア ストロングミント」新発売
  • 大王製紙、「エリエール+Water」からソフトパック発売
  • マンダム、「モワトレ 薬用デオドラントショット」等から数量限定品発売
  • マックス、ご当地コスメ「やまとCosmetics」を東京ギフト・ショーで披露
  • ライオン、歯に蓄積したくすみ除去「システマEX W ハミガキ」新発売
  • ライオン、「hadakaraボディソープ サラサラタイプ」改良新発売
  • ライオンハイジーン、衛生管理システム「はやラクHACCP」販売開始

宣伝販促

  • サミット、「第40回新商品人気コンクール」入賞商品を決定
  • 大日本除虫菊、第52回KINCHO防虫剤V.I.P陳列コンテスト実施

人事・組織

  • イオン、代表執行役の異動、機構改革を発表

決算

  • 資生堂、19年度連結決算 売上高・営業利益・当期純利益で過去最高更新
  • ジョイフル本田、2020年6月期第2四半期は増収増益 ガソリン事業は譲渡

調査・統計

  • KSP-POS 2020年1月 カテゴリー別ランキング

イベント・展示会

  • 経済産業省、「安全保障貿易管理説明会」2月28日に横浜で開催
  • ビジネスガイド社「第89回東京ギフト・ショー」開催 約30万人が来場
  • 日本香堂、「ご愛用者謝恩観劇会」開催 首都圏地区の約2400名を招待

訃報・葬儀

  • 小林製薬・小林豊副会長のお別れの会に1750名が参列

時評・コラム

  • 時評 19年度の大手量販厳しさ露わに


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