今週の注目トピックス

【速報】

花王、長谷部佳宏専務が来年1月1日付で新社長に就任へ

 花王は9月29日、代表取締役専務執行役員の長谷部佳宏氏が来年1月1日付で新社長に就任すると発表した。現社長の澤田道隆氏は取締役会長に就任する。
 同社は社長交代の理由について、「事業環境が大きく変化する中、新しいリーダーシップのもとで更なる企業価値の向上を目指すため」としている。

2020年9月30日号掲載記事より

東海卸組合、化粧品・トイレタリー合同部会をオンライン開催

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 東海化粧品日用品卸組合(今村佳央理事長)は9月18日、「令和2年度化粧品・トイレタリー合同部会」を、Zoomを利用したオンラインで開催し、加盟組合卸・賛助メーカーら計43名が参加した。
 定刻、今村理事長(元三)が「当組合の活動もコロナの影響を受け、6月の記念総会は中止となった。最近はメーカーの会合も中止が相次ぎ、情報交換の機会も少なくなっている。今日はメーカーの方々からどのようなプレゼンテーションがあるのか楽しみにしている」とあいさつ。
 続いて、全卸連の藤原愛三専務理事、山田悦朗常務理事の両氏の紹介、商品部会を代表して榊原志典氏(PALTAC)、水谷省三氏(豊栄)のあいさつで開会し、①サンスター②エステー③ライオン④エフティ資生堂⑤ホーユー⑥王子ネピア⑦旭化成HP⑧アース製薬⑨クラシエHP⑩エビス⑪バスクリン⑫マンダム⑬コーセーコスメポート⑭牛乳石鹸共進社⑮日本香堂⑯貝印⑰小林製薬⑱花王――の計18の賛助メーカーの営業担当者が、それぞれ約5分間の持ち時間の中で、参入カテゴリーの市場動向や、自社のトピックスや新製品の紹介を交えながら説明した。
 最後に加盟組合卸を代表し、神田丈裕氏(あらた)が「これまでインバウンドの恩恵を受けていたメーカー及び製品については、今後回復には時間がかかると予想されることから、国内需要の掘り起こしがカギとなる一方で、市場規模が小さなカテゴリーでも好調な製品があれば、積極的に取り込んで数字を拾っていくことも重要である。今年度の下期は厳しい動きが予測されており、いかにして小売業の数字を支えていくか、製配協力して取り組んでいきたい」と述べ、部会発表を終了した。

プラネット、2020年7月期決算発表 予防・巣ごもり関連商品が拡大

 プラネットは9月24日、「2020年7月期決算説明会」をリモートで開催。田上正勝社長が決算概要、事業について説明した。それによると同期の業績は、売上高30億5200万円(前期比0.9%増)、営業利益7億2900万円(3.1%増)、経常利益7億4800万円(3.6%増)、当期純利益4億4100万円(10.0%減)となった。
 同期の業績は、消費税増税、インバウンド需要の消滅などのマイナス要因を「感染症予防関連商品」と「巣ごもり消費関連商品」の需要拡大で補い、マーケットが拡大し、多くのメーカーの商品が店頭に並んだことでデータ量が増加し、売上高が増となった。
 売上原価は前期並みに抑制し、販管費及び一般管理費で研究費などの増加があった一方、コロナ禍での移動が制限されたことから旅費や会議等に関わる費用が減少し、営業利益は増加。投資有価証券評価損を特別損失として計上したため、当期純利益は減少した。
 事業別の売上高では、EDI事業は「基幹EDI」サービス、「MITEOS(ミテオス)」「販売レポートサービス」の普及拡大に注力し、27億7600万円(1.7%増)で着地。データベース事業はEDIフォーマットをTSV形式に切り替えると取引先データの一部の料金を無料にする施策などを実施したため、4.8%減の2億6300万円となった。その他事業はAI・ビッグデータ活用の調査研究・開発への取り組みを継続、36.7%減の1200万円となった。

ファンケル、新スキンケアブランド「mogu」発表 ローソンで先行発売

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 ファンケルは9月18日、新スキンケアブランド「mogu(モグ)」の商品説明会をオンラインで開催。商品企画部・内山氏、広報室・陣内氏が出席し、新商品の開発背景やコンセプト、特長、販促展開等について詳しく解説した。
 内山氏は開発の背景として、コロナ禍の影響から「家の近くでいつでも買える、プチプラでコスパが良い等、スキンケアに求めることに変化が起きた」と指摘。新たに醸成した市場環境に対応するため、「気軽に買いに行ける売り場とプライスゾーン、癒しを感じる商品設計といった新たな価値を持つ商品開発の必要性を感じた」と説明した。
 そうして誕生した「mogu」は、コンセプトを「上質なフルーツを食べるようなジューシーな色や香り、質感、自然の恵みをチャージできるような感覚を持つスキンケアライン」とし、シリーズの考え方は「コンビニに来店する多忙女子の心を癒せるような大人かわいいデザイン。また複数機能を持ち、時短かつ効率的なスキンケアを実現したラインアップ。衝動買い等手に取りやすく、選ぶ楽しさやわくわく感を創出できる価格設定」(内山氏)とする。
 すでに9月26日から全国のローソン店頭で、「ナチュラル感を演出し、特長を分かりやすい」(陣内氏)チャネル専用什器を活用しての販売が開始しており、10月1日からは「@cosme TOKYO」「@cosme SHOPPING(オンライン)」でも販売がスタートする。
 今後の販路拡大については、「まずはコンビニ展開に注力し、店頭展開を充実させて商品の効果をしっかりユーザーに感じてもらうことが重要。そうした確かな成果を出すことに集中したい。チャネルのさらなる拡大は、その販売状況を検証した後に考えたい」としている。

クラシエHP、Instagramで情報発信ヘア番組「ONE HAIR CHANNEL」開始

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 クラシエホームプロダクツは、ヘアケアブランド「いち髪」公式Instagramアカウントで、ヘア番組「ONE HAIR CHANNEL」を10月4日からスタートする。
 「いち髪」は、和草のちからで“使うたび、傷みにくい髪へ”と導き、自分らしく生きる女性を応援するヘアケアブランド。今回スタートする「ONE HAIR CHANNEL」は、毎日のヘアケアやヘアアレンジをもっと楽しんでもらいたいという想いで企画した。
 モデルの近藤千尋、ミチ、菅沼ゆりを番組出演者に迎え、「時短でかわいいヘアアレンジを叶えるには?」「正しいシャンプーの方法とは?」など、髪にまつわる様々な悩みや疑問について、3人が本音トークをしていく。毎週日曜日午後8時、10月4日~12月まで全12話配信。
 また、公式Instagramではアカウントの開設を記念して、「いち髪」の人気商品6点が当たるプレゼントキャンペーンを10月16日まで実施。さらに、番組配信スタートに向けた最新情報や前出の3人が旬のヘアアレンジを発信するヘアカタログも投稿していく。

マツモトキヨシ中四国販売、「matsukiyoLAB」中国エリア初出店

 マツモトキヨシ中四国販売は9月16日、中国エリアで初出店となる「薬マツモトキヨシmatsukiyoLAB 岡山駅B-1店」をオープンした。マツモトキヨシグループの新業態「MatsukiyoLAB」の中国エリア出店は初めてとなる。同店の出店により、「matsukiyoLAB」は、関東を中心に北は栃木県、南は岡山県までの広い展開となった。
 「matsukiyoLAB」業態は、サプリメントバーやセルフ健康チェック、化粧品テスターバーなどの機能を持ち、薬剤師・管理栄養士・ビューティスペシャリストなどの専門スタッフが美と健康をトータルサポートするヘルスケアショップとして2015年から展開を開始。現在、25店を出店している。
 同社森崇社長は出店理由を、「マツモトキヨシとして中国エリア1号店がこの『岡山駅B-1店』であり、新業態も同様に岡山駅に出店することで、当エリアでの認知向上につながる。他社には真似のできない美と健康に特化した新業態を展開することで、顧客個々の悩みをサポートできる体制をつくった」と説明する。
 その上で、今後の同エリアでの事業展開については、「中四国エリアでのさらなるシェア拡大を目指し、PB商品をはじめ、新たなサービスの導入も検討している。繁華街や商業施設内、郊外など多彩なフォーマットを持っているので、今後も出店を強化していきたい」としている。


2020年9月30日号 記事一覧

会合・発表会

  • 近石工、第39回情報交流会を開催 マスター・奥中社長らが講演
  • 大王製紙、新商品「GOO.Nプラス」発表 メディアセミナー開く

経営・施策

  • イオン環境財団、早稲田大学と新組織を設立 環境など地域課題対応で連携
  • I-ne、9月25日付で東証マザーズに上場

製品・ブランド

  • クラシエHP、「いち髪」から秋の限定の香りを数量限定発売
  • SK-Ⅱ、トライアルキットをサステナブルボックスで数量限定発売
  • 資生堂とイオンリテール、先端美容テクノロジー高機能クリームを共同企画
  • シック・ジャパン、敏感肌用シェービングジェルを発売
  • 花王、住居用クリーナー「クイックル ホームリセット」新発売
  • 花王、「ロリエ きれいスタイル」から超吸ランジェリーライナー新発売
  • 花王、感動のはき心地の超うす型紙パンツ「リリーフまるで下着」改良発売
  • 花王、「クイックルミニワイパー」新発売 “しっかりキレイ”を実現
  • カネボウ化粧品、「KATE」2020年秋冬の新商品発売
  • PRページ 花王「ビオレu ザ ボディ ぬれた肌に使うボディ乳液」新発売

宣伝販促

  • マンダム、「ルシード 薬用リンクルフォースクリーム」新TVCMオンエア
  • ウテナ「マトメージュ」、ヘアアレンジ「マスクヘア」特設サイトを公開中
  • 白元アース、「やっぱりウチが好き プレゼントキャンペーン」実施
  • クラシエHP、ナイーブ泡はちみつ×ミルクボーイ漫才動画を公開

人事・組織

  • キリン堂、10月1日付人事異動を発表

決算

  • クスリのアオキHD、2021年5月期第1四半期連結決算は増収増益
  • サツドラHD、2021年5月期第1四半期業績発表 サツドラは本社社屋を売却

研究開発

  • 三洋化成工業、脱水性に優れる高吸水性樹脂(SAP)を開発
  • サツドラHD、ブロックチェーン活用決済システムの実証実験を開始

イベント・展示会

  • 資生堂「SHISEIDO」、「あつ森」舞台にユーザー参加型企画を始動

施設・店舗

  • イトーヨーカ堂、「新しい生活様式店舗」をたまプラーザに改装オープン

時評・コラム

  • 泡沫 手放しでは喜べない経済回し

その他

  • 日本ネイリスト協会・仲宗根幸子理事長が東京都産業振興功労者に選出

特集 【石鹸・ハンドソープ】

    経営・施策

    • 固形石鹸 コロナ禍が可能性開く新たな契機に 殺菌・消毒の有効性に注目
    • ハンドソープ 新型コロナの影響で一気に500億円市場へ拡大か
    • マスター 奥中社長インタビュー 製品の安定供給のため増産体制で対応
    • ヱスケー石鹸 「廃食油リサイクルシステム」で廃食油を石けん原料に利用

    製品・ブランド

    • 花王 こだわりの石鹸づくりを継続 「花王ホワイト」
    • クロバーコーポレーション 「薬用デオドラントソープ」など好評
    • ライオン 「キレイキレイ」パッケージデザインを改良
    • アルボース 衛生的なタッチフリーの自動消毒手洗機が好評
    • 牛乳石鹸共進社 「手洗いに『解除』はありません。」を積極訴求
    • フェニックス 「ARA!薬用手洗い石けん」発売 シリーズ初の固形石鹸
    • 日本石鹸 「無添加せっけん ピュアソープ」3個パックが好評
    • 澁谷油脂 人気の柿渋シリーズ「SOC薬用柿渋配合石鹸」が好調
    • シャボン玉石けん ハンドソープ「バブルガード」が大きく伸長
    • ハイネリー 「石けんで手を洗う」訴求 泡の手洗いせっけんが人気
    • バーモントソープJ USDA認証「フォーミングソープ」の拡販に注力


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