今週の注目トピックス

2021年5月5日号掲載記事より

「日本除菌連合」設立、企業・団体・メーカー150社が参加

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 日本除菌連合は4月22日、都内で設立総会を開催した。この「日本除菌連合」は、空間環境に有効な資材と方法を持つ企業・団体・メーカー150社が参加。手洗い、アルコール除菌、三密回避の行動と自粛だけでは感染拡大が収まらない中、最新技術と手法を使った空間環境の除菌を行うことで感染リスクを減らしていくことを進める。また、国会議員有志による「感染防止を資材と方法で考える超党派議員連盟」の設立を応援していく。
 設立総会は、日本除菌連合・越智文雄会長(あかりみらい)があいさつに立ち、同連合は「感染防止を資材と方法で考える超党派議員連盟」の活動をバックアップしていく考えを示すとともに、次亜塩素酸水、光触媒、紫外線、オゾンなど日本中の技術を結集し、感染対策を進めていく考えを表明した。
 次に呼びかけ人代表の片山さつき参議院議員、同じく参議院の石井苗子議員があいさつし、次亜塩素酸水などの資材と方法論で感染防止を進めていくために努力していく考えを表明。引き続き、プロレスラー蝶野正洋氏のビデオレターが上映され、自身が日本除菌連合のアンバサダーに就任したことを報告した。
 この後、日本除菌連合の会員メッセージが行われ、この中で森友由理事(森友通商)は次亜塩素酸水にまつわる状況について「連合の持っているデータでは20ppmという薄い濃度の水溶液でも空間に噴霧すると30分で浮遊しているウイルス・菌を99%除去する。安全性については1000ppmの濃度の水溶液をラットに対して28日間噴霧し続けても健康被害はなかった。日本においては介護施設や幼稚園、豚舎、鶏舎などで使われてきたが健康被害報告はほとんどない。当連合は数百のエビデンスを持ち、長い使用実績があるにも関わらず、国が空間噴霧はお奨めしないという文言を使って事実上規制している。WHOのガイダンスにいかなる消毒剤も噴霧は推奨しないと書いてあるものを拡大解釈している。当連合は力を結集してエビデンスを提示し、議員連盟の政治家と足並みを揃えて進んでいく」と説明した。

ライオン、「ブライトSTRONG」新製品発表会 「爽快シャワー」新発売

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 ライオンは4月23日、報道関係者を対象に「ブライトSTRONG(ストロング)新製品説明会」をオンラインで開き、“漂白剤”に留まらない新しい清潔や、高機能への効果期待に応えてプラスワン行動の習慣化、市場拡大に繋げるブランドに進化させた「ブライトSTRONG」について説明した。
 ファブリックケア事業部・栢菅崇氏の説明によると、2020年の漂白剤市場は109%と伸長、15%の生活者で漂白剤の使用頻度が増加しており、衣類についたウイルスを気にするという人は昨年の緊急事態宣言以降、2倍となっている(同社調べ)という。
 またその一方で、同社の調査では、洗濯物を6時間以上放置してから洗濯する人が8割に達しており、その理由は「忙しくて洗えない」「洗濯機があとでキレイにしてくれる」「めんどくさい」が多い。洗濯物の放置場所はカゴで放置が70%となっている。
 そこで「ブライトSTRONG」は、これまでの常識を変える洗濯カゴから洗い始めてくれる(かけて→ほっとくだけ)のプレ洗剤「ブライトSTRONG爽快シャワー」を5月26日に新発売する。
 その商品特長は、①かけてほっとくだけの浸透クレンジング=繊維にぐんぐん浸透してクレンジング(洗浄ブースト成分新配合)②かけてほっとくだけの除菌・ウイルス除去効果=不安な放置時間を除菌・ウイルス除去の時間に③軽快さがクセになるスクイーズシャワーボトル=スポットの汚れから広範囲の汚れまで対応――など。常識を変える新習慣のポイントは「洗濯カゴから洗濯を始められる」「主洗濯者だけでなく、洗濯に慣れていない人でも使いやすい」「見える汚れだけでなく見えない汚れ(ニオイ・菌・ウイルス等)にも対応」――となっている。

花王、ヘアサロン向けプレステージブランド「ORIBE」の日本展開を開始

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 花王は、子会社の花王サロンジャパンを通じて4月22日、ヘアサロン向けプレステージブランド「ORIBE(オリベ)」(23品目)の日本での展開を開始した。
 「ORIBE」は、欧米の一流ヘアサロン業界と、百貨店で大きな存在感を示しているヘアケアブランド。アジアでは5エリア目の展開となる。これにより、アジアにおけるサロン事業のブランドポートフォリオを拡充し、顧客基盤の拡大を実現。グローバル展開をさらに強化していく。
 2008年にニューヨークで生まれた「ORIBE」は、2018年に花王グループに加わり、現在欧米を中心に約40の国・地域で展開している。米国ではヘアケアからボディケア、フレグランスなども販売。ジュエリーを思わせるパッケージや、妥協を許さない高品質のプロダクトと、選び抜かれたトップサロンや高級百貨店等での取り扱いで、ラグジュアリーなライフスタイルを送る女性たちをメインの顧客としている。
 日本でも、ラグジュアリーライフスタイル提案ブランドとして、厳選されたサロンへのみ導入を計画しており、オリベならではの美容接客や、オリベスタイルの講習を実施。美のプロフェッショナル(美容ライター、スタイリストなど)へのブランド体験を通じてオリベファンを獲得し、ブランド認知の拡大、ラグジュアリーなイメージの構築を図り、今後は、アジアエリアへさらに順次拡大していき、現在欧米中心の花王サロン事業のグローバル展開強化を図るとしている。

牛乳石鹸共進社、「銭湯のススメ。2021」発表会をLIVE配信で開催

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 牛乳石鹸共進社は、ビームスが日本の魅力を発信する「BEAMS JAPAN」とのコラボレーションにより、銭湯の素晴らしさを伝えるイベント「銭湯のススメ。2021」発表会を4月26日、LIVE配信で開催した。
 2019年1月に実施しグッドデザイン賞を受賞した人気企画の第2弾となる今回は、漫画家・文筆家ヤマザキマリ氏の描き下ろしによる銭湯絵と、銭湯を楽しむ様々な企画を通して、スポーツとの組み合わせで一層引き立つ銭湯の良さを発信。東京・東上野の銭湯「寿湯」では、4月23日から銭湯のペンキ絵が披露され、BEAMS JAPAN各店では「良い風呂の日」4月26日からポップアップショップがスタートしている。
 銭湯業界は生活様式の変化や後継者不足などの深刻な課題を抱え、都内の銭湯数は約490店舗にまで減少している。一方で、若い世代の経営者による銭湯文化を絶やさないための取り組みが注目を集めている。「銭湯のススメ。2021」では、そんな生き生きとした現代の銭湯の姿をより多くの人々へ紹介するために、スポーツと銭湯のマッチングで、運動に励み、応援し、心身を労り、人とつながることでまた活力が生まれるエネルギーの連鎖を、銭湯絵をはじめ、銭湯を楽しむ様々な企画や、銭湯グッズ、アパレル雑貨など様々なコンテンツで盛り上げる。
 発表会では、はじめにビームス・池内光取締役社長室室長が牛乳石鹸とのコラボ実施の目的やスポーツと銭湯との親和性などを説明。その後、牛乳石鹸共進社・福井弘志常務が銭湯が持つ大きな湯舟の魅力や長年続けている銭湯へののれん配布などを紹介し、今イベントを通じて「日本の良き銭湯文化を盛り上げていきたい」とあいさつした。
 また、ゲストトークのコーナーでは、ヤマザキマリ氏、寿湯3代目店主長沼亮三氏、スポーツキャスター寺川綾氏が登場してイベントを盛り上げた。

ファンケル、サプリメント専用「三島工場」新設 国内需要増などに対応

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 ファンケルの完全子会社・ファンケル美健は、静岡県三島市に新設した「ファンケル美健三島工場」の稼働を4月26日から開始した。
 当日はリアル・オンライン併用で、「設立発表会」も開催され、ファンケル・島田和幸社長以下、ファンケル美健・栁澤昭弘社長、同・酒井隆取締役生産本部本部長兼三島工場長が出席のもと、設立の目的や概要、機能面の特長だけでなく採用、地域、環境各面での対応などをそれぞれ説明した。
 島田社長は挨拶の中で、「当社は第2期中期経営計画において、収益力の向上と海外事業の本格的成長に向けた基盤構築に取り組んできた。特に健康食品事業ではスター製品の育成に注力し、『カロリミット』『内脂サポート』といった製品は機能性表示食品の中でも大きな伸長を遂げている。全体でも売上高は5年で1.5倍の440億円(2019年度)まで拡大した。一方、海外事業も中国での越境ECが伸長し、保健食品(許認可製品)展開も本格化してきた」と事業の現況を説明した上で、「将来への布石の1つとして新工場設立に至った。投資額は80億円規模という大きなものだが、今後の成長を踏まえると不可欠なこと。また、資本業務提携しているキリンホールディングスとのサプリメント受託も行う予定で、キリングループとのシナジー効果も創出できる」との考えを示した。
 ファンケル美健・栁澤昭弘社長も「昨年12月からは中国国内で届出が受理されたサプリメントの販売も開始し、グローバル化が加速している。今後さらに少子高齢化や医療費問題、昨今の健康意識の高まりから、国内でのサプリメント需要の増加も期待される。こうした環境の変化に対応するため、サプリメント専用工場を新設し、生産の内製化を進め、急激な需要の変動に対応していく」と、新設の背景を解説した。


2021年5月5日号 記事一覧

会合・発表会

  • 日本製紙クレシア、「スコッティフラワーパック」長持ちロール新CM発表

経営・施策

  • 大阪卸組合、定時総会の中止を発表
  • ライオン、プラネットの「ロジスティクスEDI」活用 物流効率化に期待
  • KAIグループ、ツメキリ計8300個を岐阜県医療機関へ寄贈
  • 資生堂、「Hand in Hand Project」実施期間を6月末まで延長
  • 花王、「第12回国際こども環境絵画コンテスト」募集開始
  • 旭化成HP、日本初女子プロサッカーリーグとシルバーパートナー契約締結

製品・ブランド

  • 象印マホービン、「試食ごはんの除菌ウエットティッシュ」を商品化
  • マツキヨHD×資生堂、「インテグレート」から透明ファンデを新発売
  • 牛乳石鹸共進社、「カウブランド無添加フェイスケアシリーズ」新製品発売
  • コーセー、「ファシオ」リブランディング 等身大のわたしらしさを叶える
  • I-ne、「カロミー」ブルーミングリップグロウから春夏の限定カラー
  • 小林製薬、高機能歯磨き「ゼローラ」「ハウメル」などの新製品を発表
  • 玉川衛材、「フィッティスタイルフィット立体」のパッケージ一新
  • ユニ・チャーム、「デオクリーン」ウェットテッシュ2品を改良
  • ユニ・チャーム、「ベストバランス」「銀のスプーン」からまとめ買い用
  • シック・ジャパン、メンズボディシェービング「スタイルシリーズ」展開
  • ユニ・チャーム、オリーブオイル配合紙おむつをサウジアラビアで発売
  • シック・ジャパン、ムーミンとコラボの女性用カミソリ数量限定発売
  • VUEN、ニコレスから新フレーバー「ストロングメンソール」発売
  • いなばペットフード、「CIAO」から新製品発売 まとめ買いニーズ対応
  • 日本石鹸、「WINS」リンスインシャンプーと泡ボディウォッシュに大容量品
  • ジャパンゲートウェイ、くせ毛用ヘアケアブランド「ISSHI」新発売
  • タカラベルモント、「ピトレティカ」から新ライン「JAG OUT」発売
  • ショーワグローブ、スポーツ向け「TEMRES」から透湿防水グローブを発売
  • クロバーコーポ、ロングセラー「アロマデュウ」薬用ハンドソープに注目
  • ユニ・チャーム、「顔がみえマスク」受注開始 口元や顔の表情視認できる

宣伝販促

  • サンスタートニック、「オリジナルフォトボトル贈ろう!」キャンペ実施
  • 白十字、サルバで「まとめて買って福来るキャンペーン」実施
  • シック・ジャパン、5月10日「VIOケアの日」制定 ハウツー動画公開
  • ライオン「バファリン」、リカちゃんが“バファリンアンバサダー”に就任
  • 日本ペットフード、コンボキャット「とびつくおいしさキャンペ」実施中
  • アース製薬、「おすだけアースレッド 無煙プッシュ」新CM公開
  • ユニリーバ「AXE」、ロックバンド「Novelbright」とコラボ
  • ニベア花王、「ニベアクリームケア洗顔料」WEB動画を公開中

人事・組織

  • エステー、鈴木喬氏が代表権のない執行役会長に
  • イオンリテール、役員候補を決定
  • キリン堂、執行役員人事を発表

決算

  • カワチ薬品、2021年3月期連結決算は増収増益 純利益86%増と大幅増益に
  • 小林製薬、2021年度第1四半期決算は減収 訪日客減少、外出自粛等が影響

研究開発

  • 小林製薬と北里大、「補中益気湯」の感染防御薬理試験データを共同取得
  • バスクリン、無機塩含有炭酸ガス入浴剤用いた入浴のストレス軽減効果発表

調査・統計

  • SM3団体、21年3月度販売統計調査 総売上高は2カ月連続で減少
  • 経済産業省 21年1~2月度洗浄剤統計 「石けん」の成長持続
  • プラネット、中国の日常生活と日本製品購買に関する調査レポート発行
  • P&G「ブラウン」、「できる男とみだしなみ」調査結果を発表

イベント・展示会

  • メッセフランクフルトJ、「インテリア ライフスタイル」開催中止を決定
  • ランコム、「オンライン美肌菌ラボ」体験型イベントを実施
  • 「2021年西日本医療品総合展示会」が開催中止に

施設・店舗

  • アルボース、札幌営業所を札幌市中央区に開設
  • パナソニックとローソン、環境配慮型モデル店舗を中国に開店

時評・コラム

  • 時評 1年越しにめぐる宣言下に寄せて
  • らいたあ 感染予防対策としてのトイレ掃除を考える


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