今週の注目トピックス

2019年10月16日号掲載記事より

PALTAC、大規模最先端物流センター「RDC埼玉」を竣工

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 PALTACは10月10日、埼玉県杉戸町内に大規模最先端物流センター「RDC埼玉」が完成したのに伴い、メーカー・小売業など取引先・得意先関係者を招き竣工披露・見学会を開いた。RDCとしては17カ所目、年間出荷額1200億円、敷地面積約6万7000平方㍍、床面積約4万5000平方㍍、投資総額230億円で、本稼動後は、国内最大市場である首都圏における業容拡大に対応する出荷能力拡大と、労働人口減少に伴う人手不足に対応できる大幅な生産性実現を目指す。竣工披露会場では、三木田國夫会長、糟谷誠一社長をはじめ幹部・社員が来場者を出迎え、来場者は熱心にセンター内を見学した。
 RDC埼玉は、労働人口減少による人手不足への対応を目的として、生産性を飛躍的に向上させる新物流モデルを導入したセンターだ。昨年8月に稼働させたRDC新潟で導入した新システム「SPAID」(Super productivity Advanced innovative Distribution)」の第2弾として、RDC新潟と比較して約5倍の規模、バラ人員生産性は2.5倍、初期投資効率は約2倍で、更なる自動化・効率化に向けた最新設備投入による挑戦を試みている。
 新RDCの最大の特徴は、この「SPAID」をRDC新潟で蓄積したノウハウを元に更に進化させている点で、危険作業や人への負担の多い作業をロボットに任せることなどにより、人手不足の環境下においても安定した出荷を可能とする「生産性」の追求と、より「人にやさしい物流センター」の実現を目指している。

ミツエイ、創立50周年記念式典・祝賀会開催 「厳格な品質管理で発展」

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 ミツエイは10月4日、東京都荒川区のホテルラングウッドにおいて、「創立50周年記念式典・祝賀会」を開催し、得意先、取引先、同社社員など180人が出席した。
 はじめに同社の安部泰宏常務が開会のあいさつに立ち、「この50年の流れの中で、発展してこられたのも皆様のご協力があってこそであり、引き続き皆様と共存共栄の関係を維持できるよう頑張っていく」と述べた。
 続いて来賓あいさつとして、中央物産の原幸男社長など3氏があいさつを述べた。
 次に同社のこれまでの50年の歴史をまとめたビデオ「創立から50年の歩み MAKE NEXT(50年分の想いを次代へ)」が上映され、これまでの50年の歴史に加えて、2年後の2021年には、新たに化粧品・医薬部外品の専用の新工場建設も予定していることが伝えられた。
 続いて、安部徹社長による講演「ミツエイ株式会社 創立から50年の歩み」が行われ、安部社長は自身の半生や会社の歩みについて述べるとともに、今の時代は新製品に向けた研究開発も重要だが、商品の安全性に対しても非常に厳しい時代となっており、特に売上げの多くを占める塩素系漂白剤はその品質管理が難しいとされ、これまでも厳格な品質管理の下で生産を続けてきたと述べ、そのことが同社の今日に至る発展を支えてきたとし、更に今後、海外から同レベルの品質のものが入ってきてもコスト面で負けない状況をつくっていくと、今後に向けた意欲を示した。
 また同社は近い将来、年間売上高100億円、そして今後、総合的な洗剤、トイレタリーメーカーを目指していく、とその方向性を示した。

近畿大×マツキヨHD、PB商品共同開発プロジェクトをスタート

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 近畿大学とマツモトキヨシホールディングス(以下マツキヨHD)は10月3日、マツキヨHDのPB商品を共同開発するプロジェクトをスタート。これに合わせ、近畿大学アカデミックシアター内に、プロジェクトを推進するスペース「マツモトキヨシACT」を開設し、当日はオープン記念として、同社の様々なPB商品を試すことができる体験イベントが行われた。
 近畿大学とマツキヨHDは今年2月、美と健康に関する知識を持つ人材の養成を目的に包括連携協定を締結。具体的な連携事業として、①プライベートブランド商品の共同開発②地域医療の中核を担う薬剤師・登録販売者の育成③社会人基礎力などを養う新規講座の開講――に取り組むことを発表した。
 今回のPB商品の共同開発プロジェクトは、この包括連携協定の一環として、学生と教員、さらに企業が協力し、新しい商品を開発する実験的な取り組みとして行われるもので、同社が産学連携で商品開発を進めるのは今回が初となる。
 当日「マツモトキヨシACT」で行われたキックオフイベントでは、「matsukiyo LAB」の管理栄養士が訪れ、カウンセリングをもとに1人ひとりに合ったサプリメントを提案する「SUPPLEMENT Bar」の業務体験のほか、同社PB商品のエナジードリンクや機能性表示食品の試飲・試食、また香りをコンセプトにした新PBブランドの紹介などが行われ、多数の学生が参加した。

フマキラー、2020年度園芸用品政策共有会開催 売上げ前年比110%目指す

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 フマキラーは10月9日、千葉・幕張メッセにおいて、「2020年度フマキラー園芸用品政策共有会」を開催。大下一明社長、大下宜生副社長らが登壇し、市場概況や新製品の開発背景、営業展開での方針等についてそれぞれ説明した。
 冒頭、大下社長は今年の園芸用品市場について、「春先の天候不順で前半は苦しい立ち上がりだったが、梅雨明け以降は順調に回復した」と述べ、結果として「市場全体のみならず当社業績も前年を上回った」と、自社の好調さをアピール。またカテゴリー別業績でも、天然系ハンドスプレーにおいて「カダンセーブ」が10年連続シェアトップを獲得したことも付け加えた。
 また大下社長は、20年度に上市予定の新製品に対し、「ユーザーの不安を解消し、園芸の楽しさを広げるとともに、市場の活性化に大きく寄与するものばかりと確信している」と述べ、卸企業と協働による販売店への売り場提案や、テレビCM、WEB、SNS活用による宣伝活動にも積極的に取り組む意向を示した。
 続いて大下副社長による営業方針の説明が行われ、提案テーマを「庭活」とし、ガーデニングだけでなく、庭での活動シーンに合わせた品揃えで、新規ユーザーの開拓、関連購買の促進、買い上げ点数アップを図っていくと発表。重点施策として①市場創造(新規ユーザー開拓、既存ユーザーのヘビーユース化、ラインアップ強化で、100億円規模の潜在層の開拓を図る)②お客様との協働強化(店頭での体験・体感型のイベントを実施し、新規ユーザーの開拓、使用率アップを狙う)③広告宣伝活動の強化――の3つを挙げた。

花王、新ブランド「sonae(そなえ)」誕生 「ウィルバリア」新発売

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 花王は10月19日、頑張るあなたの「その日への思い」を応援したいという想いを込めた新ブランド「sonae(そなえ)」を立ち上げ、「sonaeウィルバリア」シリーズを新発売する。
 近年、受験や旅行、記念日などのライフイベントを控えている人ほど、手洗い、マスク、うがいを始め、乳酸菌を含有する食品の摂取、睡眠や栄養に気をつかうなど、多くの行動を取っていることがわかった(2018年花王調べ)。
 そこで発売する「sonaeウィルバリア」シリーズは、同社のこれまでの研究技術を結集し、飲む・なめる・香るという日常生活の中での手軽な行動を通じて、頑張る人の「その日への思い」を応援していく。
 同シリーズのラインアップは、トローリとしたのどごしの“とろみカテキン”がじんわり行き渡り、のどのスッキリ感が続く粉末飲料「ホットエッセンス」(食品)、いつでもどこでも水なしで、お口にあふれるうるおい感が味わえる炭酸発泡タブレット「炭酸ウォータリングタブレット」(食品)、たっぷりの温蒸気設計で爽快アロマが一気に広がりスーッと香る使い切りタイプのアロマカップ「スチームアロマカップ」(雑貨)――の3アイテム。


2019年10月16日号 記事一覧

M&A・設立

  • 資生堂、米スキンケアブランド「DRUNK ELEPHANT」を取得

会合・発表会

  • シック、「BULLDOG」新製品体験会開催 環境配慮の新システムレザー紹介
  • 桐灰化学、「年代別温活ケア」をテーマに初のメディアセミナーを開催
  • 大塚製薬、プレスセミナー開催 カロリーメイトリキッドの事業展開を説明

経営・施策

  • カメヤマ、来年1月1日付けで孔官堂の営業部門を統合
  • キリン堂、公式スマホアプリをリリース ポイントと交換できる機能も
  • ハリウッド化粧品、大賀薬局・都ホテル博多店に専用コーナーを設置
  • ユニ・チャーム、今年も「ピンクリボン活動」を応援 限定デザイン品展開
  • 桃谷順天館、今年のピンクリボン活動協賛イベントを発表
  • ユニ・チャーム、保護犬・猫プロジェクト応援キャンペーンを開始

製品・ブランド

  • フマキラー、「ゴキファイタープロストロング」がグッドデザイン賞受賞
  • サラヤ、「ウォシュボンオートソープディスペンサー」がグッドデザイン賞
  • グリーンベル、「ベビー用フードカッター」がグッドデザイン賞受賞
  • 花王、「ASIENCE濃密ヘアマスク」リニューアル発売
  • P&G、「ファブリーズナチュリス」から新香調「ラベンダー&ユーカリ」
  • ユニリーバ「ラックス」、「アナと雪の女王2」デザイン限定発売
  • オカモト、新コンドーム「プレミアムゼロゼロスリー+ビバジェル」発売
  • ライオン、「Magica」から「和-Modern」シリーズ限定発売
  • ライオン「クリニカ」、「アナと雪の女王2」デザイン数量限定発売
  • UYEKI、高級洗顔せっけん「美香柑 抹茶の生せっけん」新発売
  • ジーモック、淡水魚用活性水「G-WaterM」発売中
  • ユニ・チャーム、「マミーポコパンツ」から「ドラえもん」新デザイン発売
  • ユニ・チャーム、「銀のスプーン三ツ星グルメパウチとろみ仕立て」新発売
  • 大王製紙、おねしょ対策専用おむつ「グ~ンナイトキッズパンツ」など発売
  • バイソン、ゲルマニウム快音浴シリーズ「爆汗湯」から改良品・新製品
  • アース製薬、「マウスガード除菌・洗浄スプレーEX」新発売
  • 花王、「ヘルシア プロシアニジン ポリフェノールの力」新発売
  • 明治、「メイバランスMiniカップ」からフルーツ・オレ味新発売

宣伝販促

  • ユニ・チャーム「ソフィ」、漫画「生理ちゃん」とのタイアップ漫画を公開
  • 玉川衛材、新メディア「タマケアLab.」開設 ヘルスケア情報など提供
  • デンタルプロ、「今から始める歯間ケアキャンペーン」開始

人事・組織

  • 資生堂ジャパン、11月1日付けで人事異動を発表

決算

  • イオン、2020年2月期第2四半期決算は増収減益 売上高は最高値に
  • スギHD、2020年2月期第2四半期決算発表 調剤事業が牽引して増収増益に
  • ローソン、2020年2月期第2四半期決算は増収増益 3つの約束で店利益増へ

イベント・展示会

  • 石鹸新報社主催、第123回新報ゴルフ大会に製・配から51名が参加
  • pdc、「ワフードメイト」新商品発売記念イベント開催 Mattが登場
  • サンギ協賛の将棋大会「アパガード杯」が盛況 76チーム295人が参加

施設・店舗

  • ファンケル、銀座の旗艦店内に玄米イタリアン店を開業

時評・コラム

  • 泡沫 ノーサイドの精神があるならば

特集 【H&BC/コスメ秋】

  • スキンケア化粧品 2018年は好調 「アンチエイジング」「保湿」に注目
  • 花王 「SOFINA iP」ダブル美容液(セラム)を新提案
  • 資生堂 「洗顔専科」から「メイクも落とせる泡洗顔料」発売
  • ウテナ 無添加ヘアケアブランド「ゆず油」リニューアル
  • ユニリーバ 「ダヴ ボタニカルセレクション」からフェイスケア新商品
  • コーセー 「ルシェリ」から日本初のシワ改善化粧水・乳液を発売
  • コーセーコスメポート 「ソフティモ ハニーマイルド」を刷新
  • ナリス化粧品 “角質ケア+美白ケア”「ネイチャーコンク」が好調
  • pdc 「ワフードメイト 酒粕パック・酒粕マスク」紹介動画が好評
  • ファンケル エイジングケアライン「エンリッチ」をスキンケア提案の軸に
  • ユースキン製薬 既存リップケアブランドを「ユースキンリリップ」に一新
  • ビーバンジョア 新製品「ペリオデュークエッセンス」が好評
  • リードエグジビジョンジャパン 「Cosme Week東京」来年1月20~22日開催
  • ダリヤ 「クレオディーテ ヘアカラー エマルジョン」から新ライン発売
  • 大島椿 「大島椿 ヘアカラートリートメント」から男性も使える新色発売
  • クラシエHP 「肌美精」シートマスクシリーズを積極展開
  • 明色化粧品 「モイストラボフローラ」新発売 スキンフローラに着目
  • バイソン 新ブランド「キャタリア」からティントお直しスティック発売
  • ウェットシェービング 1~8月は微減 新製品や販売施策通じて活性化を
  • シック・ジャパン 「敏感肌用シェービングスキンケアセット」発売
  • 貝印 高品質で手ごろな価格帯の男性用カミソリを積極展開
  • フェザー安全剃刀 「サムライエッジ」替刃7コ付き大容量企画限定品発売
  • P&G 「ジレット」から新システムレザー「スキンガード」発売
  • ホーユー 「ビューティラボ ホイップヘアカラー」新発売
  • 太陽油脂 ベタつかない「パックスナチュロン ハンドクリーム」発売
  • サルボ 保湿系スキンケア「世田谷コスメ」オールインワン化粧水が売れ筋
  • I-ne ボタニストにスキンケアライン導入 シートマスクを店頭販売
  • 伊勢半 「キスミーフェルム」から「Wカラー美容液ルージュ」新発売
  • 小林製薬 美容液成分を含む夜用保湿マスク「しっとり美肌マスク」発売
  • 近江兄弟社 「薬用メディカルリップスティック」の販売に注力
  • シック・ジャパン 男性用スキンケア「ブルドッグ」からギフトパッケージ
  • マンダム 「ビフェスタ クレンジングシートシリーズ」から新製品発売


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