今週の注目トピックス

2022年5月25日号掲載記事より

全卸連、通常総会3年ぶりリアル開催 将来担う若手経営者と活動を推進

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 全国化粧品日用品卸連合会(略称・全卸連、森友徳兵衛会長〈森友通商会長〉)は5月13日、経団連会館で3年ぶりとなる「通常総会(2022年度第48回)」を開催。森友会長はコロナ禍の中でも全卸連活動を推進してきたとし、今年度はより活発に活動していく考えを表明。全卸連と東京都化粧品日用品卸連合会(以下、都連)が共同開発した「会員管理システム」の各県組合への水平展開やチャリティボウリング大会「CSSカップ」の開催などの事業計画を説明した。
 森友会長はあいさつで「3年ぶりに通常総会をリアルで開催することができ、とてもうれしく思う。この間世界はより不安定さを増し、今最も懸念されているのがウクライナ情勢だ。この戦争で最も被害を受けるのは貧しい人々・国であるだけに、The law of the jungle(弱肉強食)ではなくRule of law(法の支配)の強化が国際社会に求められている。
 そうした中、全卸連は一昨年、昨年と行動規制の中、できうる限り活動してきたが、今年度はより活発に活動していきたいと考えている。特に重要視していることは、長期ビジョンに立って50年、100年先の全卸連がどうあるべきか、そして卸売業がどう存在意義を持てるのかを真剣に考える場にしなければいけないことである。
 そのためには将来ビジョンを持つ若手経営者の育成が急務である。バスケット選手のマイケル・ジョーダンは、『9000回以上のシュートを外し、300試合で負け、人生でも何度も失敗したがこれこそが成功の秘訣だ』と語っている。全卸連も未来に向けて失敗を恐れず果敢にチャレンジするために、将来を担う若手経営者と真剣に全卸連活動を推進していく」と述べた。
 次に石原副会長(イシハラ)が出席状況(出席17名、来賓卸店・メーカー合計182名)を報告した後、報告事項1=「2021年度事業報告、2022年度事業計画」▽報告事項2=2021年度決算報告・監査報告、2022年度予算報告――の各事項を報告した。

AJD、「2022 AJD全国チェーン大会」を北九州市で開催

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 オールジャパンドラッグチェーン(AJD)は、5月11日、北九州市内のホテルで「2022 AJDチェーン全国大会」を開催した。創立50周年を経て、新たなスタートを切ったAJDの今年度の全国大会には会員、取引先メーカー、卸、関係団体など310人が出席。式典、パネルディスカッション、懇親会が行われた。
 はじめにチェーン大会式典が行われ、平野健二社長・大会委員長(サンキュードラッグ)があいさつに立ち、今大会のスローガンの「未来を我が手に 核心、確信、革新」を紹介。「核心」は現象の裏にある本質を把握すること、「確信」は議論を深め、間違いないベースを共有すること、「革新」は、新たな時代に向け、自らを否定・生まれ変わることで、この3つを進めていく考えを示した。
 その後、パネルディカッションが行われ、AJD・皆川友範取締役営業担当統括(アカカベ)をコーディネーターに、パネリストのAJD・大賀崇浩取締役営業担当(大賀薬局)、同・水田怜マーケティング室室長(新生堂薬局)、同加盟社支援委員会・溝上泰興副委員長(ミズ)が「商品=製品×マーケティング」、「リテールメディア(リアルメディア×デジタルメディア)」、「調剤革新(リフィル・メールオーダー)」をテーマに討論。活発な意見交換の後、コーディネーターの皆川取締役が「大きな変化の中で開拓者集団としての情熱が大切である。さらなる成長に向けコミュニケーションを深め、人と商品のまとまりでAJDとしての成長を成し遂げたい」と締めくくった。

マツココ&Co、統合後初の連結決算は売上高7299億円に

 マツキヨココカラ&カンパニーは5月13日、経営統合後初の連結決算(2022年3月期)業績を発表。それによると、売上高7299億6900万円(前期比34.0%増)、営業利益414億700万円(31.1%増)、経常利益448億8100万円(31.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益345億8800万円(60.1%増)であった。
 今連結業績は、旧マツモトキヨシホールディングスの第2四半期までの連結業績と経営統合後のマツキヨココカラ&カンパニーの第3四半期以降の連結業績を合算したもの。マツキヨグループ事業単体では、売上高5400億6200万円(0.5%増)、セグメント利益361億6900万円(13.6%増)。ココカラファイングループ事業単体では、売上高1826億2400万円、セグメント利益53億1200万円となった。
 同社は今後の展開について、「国内では『お客様のライフステージに応じた価値提供』を戦略テーマに、健康・美容・ウエルネスの3分野で利便性向上と顧客接点の進化、独自性・専門性の追求等を図り、地域社会に安心と喜びを提供していく」と話している。

バスクリン、独自の検定制度認定試験を実施「バスクリン入浴マイスター」

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 バスクリンは、同社が志向するお風呂文化を、生活者の日常生活のなかで継続的に体感してもらうことで、豊かなバスライフ、快適で楽しいバスタイムを提供する「バスライフ事業」を推進している。
 その事業の一環として、社員の知識向上や能力開発を目的とした社内検定制度「バスクリン入浴マイスター」認定試験を今年3月に実施した。
 認定試験は、「バスクリン入浴マイスター★」「バスクリン入浴マイスターエキスパート★★」「バスクリン入浴マイスタースペシャリスト★★★」の3等級あり、学科試験の範囲は、★は同社および入浴の歴史、各製品の特長、顧客からの主な質問に対応できる等、役職員として概略の知識を有する内容、エキスパート★★は入浴と健康の関係、温泉の一般的な知識、入浴剤の安全性、お風呂周りの知識等、役職員として一般的な知識を有する内容、スペシャリスト★★★は入浴および温泉による健康維持、メカニズムやエビデンスの把握、お風呂周りのトラブル対応等、役職員として専門的知識を広く有する内容となっており、合格基準は順番に、それぞれ試験満点の70%以上、80%以上、80%以上となっている。今回は「バスクリン入浴マイスター★」を全社員が受検し、96.6%が合格した。
 今後、社員はさらに上を目指す試験を受検し、知識レベルを向上させ、情報提供や講演などを通じて広く発信していくことで、生活者に豊かなバスライフ、快適で楽しいバスタイムを提供していき、同社は入浴や入浴剤の効果のさらなる理解浸透を目指し、同制度の社外への展開も検討していくとしている。

白元アース、次世代除湿剤「ドライ&ドライUP NECO」新発売

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 白元アースは、革新的な除湿剤「ドライ&ドライUP NECO(ねこ)1000mL」(2個入)を4月1日に新発売した。
 これまでの除湿剤は、除湿量を増やすと、それに応じて容器も大きくする必要があったが、同品は湿気を吸うと徐々に膨らむ圧縮包装容器を採用し、使い始めるまではコンパクトでありながら、使用時には1個当たり1000mlもの超大容量除湿を実現した次世代除湿剤である。
 同社の調査によれば、水がたまるタイプの除湿剤について、ユーザーの多くが購入や保管、廃棄などの各シーンにおいて、商品の大きさに不満があることや、すぐに水がたまり、交換を手間に感じていることが分かった。
 同品は、新開発の圧縮包装容器により、使用前にはコンパクトで、買い物や保管の際も場所を取らず、使用する時には湿気を吸うことで膨らみ、1個で1000mlを除湿できるので、設置や取替えの手間を減らすことができる。また、使い終わったら中の液を捨てて小さくたため、廃棄時のゴミもかさばらない。
 更に、プラスチック使用量が従来品(ドライ&ドライUPコンパクト400mL)に比べて80%もの大幅な削減(除湿量あたりでの比較)を達成しているほか、紙ケースにはFSC認証紙を使用するなど、環境へのやさしさにもこだわった。
 商品名の「NECO(ねこ)」は、NEO(ネオ)とECO(エコ)を組み合わせて表しており、これまでにない利便性と環境へのやさしさを兼ね備えた同品にぴったりなネーミング。また、パッケージや紙ケースには「ねこ」のキャラクターを大きくあしらったデザインを採用し、訴求効果を高めている。


2022年5月25日号 記事一覧

会合・発表会

  • OTC薬協、記者会見開催 産業グランドデザイン改定について説明
  • 油脂工業会館、「第80回定期講演会」開催 カリフォルニア大学教授が講演

経営・施策

  • ユニ・チャーム、「サステナビリティレポート2022」日本語版を公開
  • ユニ・チャーム子会社、「海運モーダルシフト大賞」を共同受賞
  • P&Gジャパン、アジア最大級のLGBTQ+関連イベントに協賛
  • 花王「キュレル」、全国1万名の看護師へ「看護の日」に無償提供
  • KOKUBOグループ、地元・和歌山で高級バナナを栽培

製品・サービス

  • 花王、「アルブラン」から潤白美肌ルースパウダー限定デザイン品を発売
  • クラシエHP、「ディアボーテ HIMAWARI」ムーミン限定セット発売
  • フマキラー、「カダン アポロン」発売 カダンプラスDXと店頭コラボ
  • 小林製薬、つらい耳鳴りを改善する漢方薬「ナリピタン」発売
  • エステー、消臭力PAから季節限定企画品「エターナルギフト」発売
  • バスクリン、「きき湯とアヒル隊長大冒険セット」再発売
  • 貝印、やわらかなかかとへ導く「フットケアキット2」数量限定発売
  • 大王製紙、「トイ・ストーリー」デザインパッケージ数量限定品発売
  • コーセー、「ファシオ」とROXYがコラボ 「FASIO meets ROXY」限定発売

宣伝販促

  • 牛乳石鹸共進社、キッザニア福岡に「石けん工場」パビリオン出展
  • コーセーコスメポート「ジュレーム」、人気声優起用のキャンペ実施中
  • 日本製紙クレシア、「ポイズ肌ケアパッド」新製品発売記念キャンペ実施
  • ユニリーバ「AXE」、ストリートファイターとのコラボ企画第2弾実施中

人事・組織

  • オカモト、代表取締役社長に岡本邦彦氏が就任へ
  • 中山福、橋本謹也常務が代表取締役社長に就任へ
  • メディパルHD、取締役の異動を発表
  • フマキラー、代表取締役及び役員の異動を発表

決算

  • 東邦HD、22年3月期連結決算は大幅増益 付加価値提供型モデルへ改革
  • メディパルHD、22年3月期は増収増益に 各事業とも売上高が堅調推移
  • サミット、22年3月期はコロナ禍の上ブレの反動で減収に
  • バローHD、22年3月期決算発表 営業収益は27期連続増収
  • アイスタイル、22年6月期第3四半期決算 営業損失も3Q単体では黒字化
  • 資生堂、22年度第1四半期業績発表 今期から国際財務報告基準適用
  • 中山福、22年3月期連結業績は売上高427億円に

調査・統計

  • プラネット 「インターネットは一般消費財流通をどう変えるか22」発行
  • 東家同 22年4月度市況概況価格調査 月間通して安定販売が継続

イベント・展示会

  • 全卸連、チャリティーボーリング「CSSカップ全国選抜大会」7月開催
  • 牛乳石鹸共進社、「こどもの日 親子で銭湯に5月5日GO・GO」実施

施設・店舗

  • マツキヨ香港第1号店がオープン タイ、台湾、ベトナムに続く出店

時評・コラム

  • 時評 市場はコロナ後の新段階に

その他

  • 秋葉商店・秋葉吉秋会長が旭日小綬章を受章

特集 【歯と口の健康週間】

    経営・施策

    • オーラルケア市場は堅調 高付加価値品が順調 ケア意識啓発に注力
    • 2022年度「歯と口の健康週間」にあたって 歯磨工会長 濱逸夫
    • ブラシ組合 「ハブラシは月に1回とりかえましょう」統一標語など発表

    製品・サービス

    • ライオン 新習慣「Myハミガキ宣言」を拡大 主力ブランドの育成強化
    • サルボ 「メイクブレス」無添加ハミガキ&低刺激マウスウォッシュ販売中
    • サンスター 「Ora2」“おさぼりステイン”でステインケアを再価値化
    • ジェクス 「ラクレッシュ」シリーズから薬用タイプ新発売
    • 小林製薬 「SUMIGAKI/マウスリンスSG」新発売
    • DHL 「ループ植毛型舌クリーナー」発売 舌に優しく、汚れをキャッチ
    • 花王 お口の健康を高める提案に注力 「薬用ピュオーラ」など積極展開
    • ラピス お米由来の歯ブラシ「エコデント」新発売 CO2約20%削減
    • UFCサプライ 「こどもハブラシ ブラッシィ」やわらかソフト毛を発売
    • エビス 幅広ヘッドハブラシのラインナップを追加
    • シャボン玉石けん 自然派の「せっけんハミガキ」が好調
    • アース製薬 「モンダミン」殺菌成分最高濃度の「口内バリア」新発売
    • サンギ 新製品「アパガードソフト」が新規層開拓に奏功
    • ファイン ベビー歯ブラシ「POSY」ふわふわ歯ブラシ2本セットを改良
    • 稲田歯ブラシ ワンランク上プレミアム歯ブラシ「デントスターEX」展開

    宣伝販促

    • 歯磨工 「歯と口の健康週間」に向けて啓発ポスター配布等実施
    • デンタルプロ 「磨くを変える。春のキャンペーン」実施中

    調査・統計

    • 歯磨工 21年度歯磨類全体の出荷実績発表 数量減も中身総量・金額増
    • サンスター 「口もとケア」調査 歯の着色汚れ見られていること明らかに

    施設・店舗

    • 店頭レポート アインズ&トルペ新宿東口店 「アパガード」フル展開


    石鹸日用品新報案内

    上記トピックスは要約版です。記事の詳細・全文は、日用品・化粧品業界の専門紙「石鹸日用品新報」最新号(水曜日発行)でご覧になれます。お申し込みは刊行物案内をご参照ください。