| 石鹸日用品新報 11月21日号より |
2007.11.19更新 |
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| 2007/11/19速報 ◆東西ピップで持ち株会社「ピップ株式会社」設立 ピップフジモト(大阪市中央区・藤本久士社長)とピップトウキョウ(東京都千代田区・松浦由治社長)は、11月19日、同日開催したそれぞれの取締役会において、株式移転による共同持ち株会社を設立し、両社はその子会社となることを決議し、「新会社設立契約書」を締結したと発表した。 両社は明治41年に創業。戦前は1つの会社として卸売業を営んでいたが、昭和21年、経理応急措置令により会社を分離、別会社として東日本、西日本を中心に事業拡大を推し進めてきた。 その一方で、昭和43年に両社で設立した開発企画室(現・ピップ商品開発センター)では、両社のノウハウを終結して「ピップエレキバン」や「スリムウォーク」などの開発にも取り組んできた。 今回の持ち株会社設立について両社では「今後も得意先・仕入先の期待に応え、社会に貢献し続ける企業として存続するためには、全国を網羅する広域営業・物流ネットワークを整備し、市場にマッチするマーチャンダイジング機能のさらなる強化を実現することが求められている。 このような経営環境の中、平成20年に創業100周年を迎える節目にあたり、近い将来の合併も視野に入れた事業持ち株会社を設立することにした。 今後は平成20年5月1日を設立期日として、統合委員会の活動拠点を東京に設置し、設立手続き、統合後のビジョンやシステムなどについて協議する」とコメントしている。 ◆花王、「ソフィーナ ボーテ」を発表、ビューティケア事業の中核商品として育成 花王は11月13日、「花王ソフィーナ」の新ブランド「ソフィーナ ボーテ」を2008年1月29日に発売する。「ソフィーナ ボーテ」は、ソフィーナ25年の研究成果を発揮した新ブランドで、見た目年齢に差がでやすい30代から40代の肌に、角層の最深部「肌の芯」からつややかなハリを与える“新エイジング・スキンケア”シリーズ。ビューティケア事業を成長のドライビングフォースとして位置づけている花王は同事業に経営資源を戦略的に集中的に投下しているが、「ソフィーナ ボーテ」は、その成果が形となって現れたブランドであり、花王のビューティケア事業の成長を更に加速させそうだ。 ラインアップは「メイク落とし」「洗顔料」「化粧水」「乳液クリーム」「UV乳液」「ミニセット」の6品種18品目。ノープリントプライスだが参考小売価格は1890円から3675円の中間価格帯。販売チャネルは、ドラッグストア、量販店が展開の中心になる。 広告は石田ゆり子を起用し、テレビ、雑誌、WEBなどで積極的に展開。初年度100億円の売上げを目標に展開する。 ソフィーナは現在約800億円の売上げで、カネボウ化粧品の約2000億円を合わせると約2800億円の規模だが、「早期に3000億円の大台を超え、4000億円にメガブランドを増やすことで目指していきたい」(尾崎元規社長)としている。 ◆メディパルHD、平成20年3月期中間決算発表 メディセオ・パルタックホールディングスは11月13日、08年3月期中間決算を発表した。同中間期の同社業績は、売上高1兆1102億円で前年同期比103.4%、売上総利益928億円で同97.6%、売上比8.36%、販管費811億円で同100.4%、売上比7.31%、営業利益117億円で同81.7%、売上比1.05%、経常利益192億円で同88.6%、売上比1.73%、中間純利益117億円で同135.7%、売上比1.05%となった。 売上高は、5月に開示した計画値=1兆1060億円を大きく上回って着地したが、内訳を見ると、医療用医薬品等卸売事業(メディセオ事業)が3.1%増、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業(パルタック事業)が4.7%とそれぞれ伸びている。 メディセオ事業の売上高は8352億円で、計画値から17億円のマイナスに終わった。 下期は、重点顧客のロイヤルカスタマー化をさらに進め、9月末現在、件数で5.2%、販売ウエイトで12%を占める「シェア80%以上の顧客」をさらに増加させることを目標に、調剤薬局市場に対しては、@CLASS Aの展開(9月末現在で会員数2225軒、加盟率6.3%、目標3000軒、入会後6カ月で効果発生)Aクオールへの資本参加BBICの仕組みと機能で営業をサポート――することでシェア奪回に注力。 一方、パルタック事業は、売上高2727億円、売上総利益257億円、販管費211億円、営業利益46億円、経常利益50億円、のれん修正マイナス11億円、セグメント営業利益35億円という業績を達成。そのうち化粧品・日用品は、売上高2288億円、売上総利益223億円、販管費175億円、営業利益48億円、経常利益52億円となり、額にして139億円の増収を達成。一方、ヘルスケア事業は、売上高439億円、売上総利益34億円、販管費36億円、営業利益マイナス2億円、経常利益ヘルスケアマイナス2億円に終わった。 同社では「一般用医薬品市場全体を活性化させるとともに、メーカー、小売業に役立つ中間流通として、商品とともに価値を提供する」としている。 ◆セガミメディクスとセイジョーが経営統合を決議 共同持株会社設立へ 大手チェーンドラッグストアのセガミメディクスとセイジョーは、11月15日開催の両社取締役会で、株式移転計画書を作成し、共同持株会社設立による経営統合を行うことを決議した。 セガミメディクスは、2008年1月22日開催予定の臨時株主総会において、セイジョーは12月21日開催予定の定時株主総会において、それぞれ承認が得られた場合には、08年4月1日に株式移転により「潟Rコカラファインホールディングス」(以下共同持株会社)を設立する。 セガミメディクスは、関東・東海・関西・中国・四国・九州の広範囲に子会社を含め341店舗を展開し、調剤併設型ドラッグストアを推進。またセイジョーは、関東・東海地区を中心として260店舗を展開し、都市・住宅立地型店舗や郊外型デイリーストア、調剤店舗とともに、ビューティケア製品を主力とした「ビーケアセイジョー」をオープンし新たな展開もスタートさせた。 両社は、新たに設立する共同持株会社の株式について、東京証券取引所に新規上場申請を行う予定。上場日は共同持株会社設立登記日である08年4月1日を予定している。株式移転に伴い、セガミメディクスはジャスダック証券取引所への上場が、セイジョーは東京証券取引所への上場が、08年3月26日にそれぞれ廃止になる予定。 なお両社の単体売上高は、セガミメディクスが822億6600万円(07年3月期)、セイジョーが579億8500万円(07年9月期)。 ◆マンダム、平成20年3月期中間決算発表 マンダムは11月9日、平成20年3月期中間決算を発表。同中間期は、連結売上高303億5200万円(同11.2%増)、計画比1.2%増を達成。そのうち、国内売上高は206億1700万円、前年同期比5.9%増、海外売上高97億3500万円、同24.4%増だった。 グループ(国内5社、海外14社)売上高の単純合計は340億4400万円、同10.4%増で、そのうち海外は115億400万円。 営業利益は47億6200万円、同37.9%増で計画比2.4%増、経常利益47億3900万円、同36.3%増で計画比3%増、当期利益24億8800万円、同39.9%増。 重点ブランド別売上高は、「ギャツビー」は国内117億3200万円、同4.6%増、海外47億6700万円、同20.6%増で合計165億円、同8.8%増、「ルシードエル」は国内14億9500万円、同16.2%減、海外3億2800万円、同20.5%増、合計18億2400万円、同11.3%減、その他のブランドが157億1900万円。 「ギャツビー」は、国内ではヘアワックスが堅調で、夏のシーズン品も猛暑の影響から徳用サイズのシート類などが好調に推移。ヘアカラーが同99%と下げ止まるなど好調に推移した。「ムービングラバー」ワックスは、CVSを除く業態で競合品よりも優位に推移しており、9月には集中的なテレビスポットの投入や店頭での大量陳列などで毎週約1%のシェア回復を続けている。またCVSでのシェアは6〜7割で、海外にも水平展開を開始、好調な推移を続けている。 ◆小林製薬、平成20年3月期中間決算発表 小林製薬は11月14日、平成20年3月期中間決算発表会を開き、連結売上高1304億7000万円(前年同期比0.2%減)、営業利益91億4400万円(同0.1%増)、経常利益79億4400万円(同0.8%減)、中間(当期)純利益46億6800万円(同4.4%減)で終了。 単体の業績では、売上高545億900万円(前年同期比6.1%増)、営業利益92億1600万円(同6.3%増)、経常利益84億1700万円(同5.2%増)、中間(当期)純利益48億3500万円(同25.0%増)と極めて好調に推移したことを報告。 主要事業の業績(連結)については、家庭用品製造販売事業は、売上高が前年同期比8.1%増、営業利益は同10.5%増と極めて好調に推移。家庭雑貨品を除く全てのカテゴリーでの伸長、トイレの消臭元を除く同社の上位トップ10ブランド全てが前年実績を上回ったことを明らかにした。 家庭用品卸事業では、コンタクトケア関連商材の市場環境悪化により苦戦を強いられたが、生活改善薬や夏物商材の好調により、売上高は2.6%の増収を記録。しかし、価格競争激化による販売価格の低下により、営業利益は1200万円に止まり、前年同期比で1億8500万円の減益となった。 医療関連事業では、小林メディカルカンパニーでの電気メスなどの手術室関連や市場の拡大が見込まれる整形外科領域で、売上高が拡大するとともに、今期からイーベント社が連結対象となったが、在宅医療ビジネスのシールドヘルスケアセンター3社の株式譲渡が大きく影響し、売上高は前年同期比41.8%の減収、利益については、イーベント社の事業成長のための投資などによって、同6億3400万円の減益となった。 |
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