石鹸日用品新報 7月4日号より   

 2007.07.02 更新



◆ユニリーバ、「アックス」スプレーが出荷本数300万本を突破

 ユニリーバは、今春の新製品「アックスフレグランスボディスプレー」が、発売後1カ月間で出荷本数300万本を突破し、男性用フレグランス市場を昨年同期比で2倍に拡大させるヒットを記録したことを発表した。
 同社では今夏、この好調な動きを継続させるために次の取組みを展開する。
 1つは、クラブ風の空間に美女教官が登場し、ダンスビートに乗って踊るエクササイズのような振り付けで使用方法をデモンストレーションする「THE AXERCISE」の開発とブランドウェブサイトでの公開で、アックスの使用によって起きるかもしれない夏の様々な恋愛シーンでの“モテ現象=THE AXE EFFECT”も、事例つきでコミカルにデフォルメして紹介する。もう1つは、音楽専門番組「MTVジャパン」とのコラボレーション企画で、7月2日から8月31日までの期間、神奈川県鎌倉市の由比ガ浜に“ビーチに、明るく開放的な新世代キャバレー”を基本コンセプトとする海の家「AXE Beach House with MTV」をオープンする。黒いコンテナを思わせるようなクールな外観に、セクシー美女の巨大バルーンをシンボルとして設置したほか、店内特設ステージではポールダンスショーなど男性の心をくすぐる様々なアトラクションも用意されており、ベンチやバーカウンターなども設置されていることから、広々としたおしゃれな店内でくつろぎながらショーの鑑賞やフード&ドリンクを楽しむことができる。同施設開設中には「MTV Beach Party 07」などのイベント、アトラクションも予定されている。
 


◆マンダム 女性白髪用製品など話題性高い商品を発表

 マンダムは6月28日、「秋の戦略商品発表会」を開き、8月27日に発売する男性用・女性用の新製品を発表した。今回はギャツビーのムービングラバーの追加品や新感覚のスキンクリーム、ルシードから髪のエイジングに注目したミドルのための新製品が登場。また同社として初となる女性白髪用のヘアカラーリングプランド「プロデュース」、水クレンジングの「クレンジングエクスプレス」などを発表。新処方による強力な新製品の内容が参加者の注目を浴びた。
 今回の新製品の目玉の1つは、水ベースであるにもかかわらず、オイル並みの落ち感を実現し、しかも肌へのやさしさと使いやすさが特長の「クレンジングエクスプレス」。コットン3枚でフルメイクオフが可能で、水洗いせずに部屋でクレンジングができる。
 もう1つは、年齢によって変化する女性の髪の毛髪年齢に着目し、使用する直前にコラーゲン配合エッセンスを混ぜて使う白髪染めと美容液の女性用ヘアカラーリングシリーズ「プロデュース」だ。ターゲットは35歳以上の団塊ジュニアの世代で、老化対策や身だしなみを超えて「おしゃれ」を追求したエイジケアの強力新製品といえる。



◆ライオン、「バファリン」の商標権を取得 合弁契約は解消

 ライオンは6月29日、米国製薬大手メーカーであるブリストル・マイヤーズ スクイブ社から解熱鎮痛薬「バファリン」ブランドなどの日本およびアジア・オセアニア地域における商標権の取得及び同社の日本法人であるブリストル・マイヤーズとの合弁契約を解消について記者会見を行った
 今回の商標権取得について藤重社長は「当社は中期経営計画『VIPU09計画』において、日用品・一般用医薬品・機能性食品を融合させた『新快適生活産業分野』でのナンバー1企業となることを目指し、一般用医薬品分野の強化およびアジア地域での積極的な事業拡大を進めている。一方、BMS社は、現在、抗血小板用薬や高血圧治療、がん治療などの医療用医薬品事業の強化を進めている。こうした両社の戦略を背景として、この度当社とBMS社は、『バファリン』ブランド等の日本およびアジア・オセアニア地域(中国等の一部国・地域を除く)における商標権を、当社が取得することで合意した」と語った。
 また、これにより、「@国内市場において『バファリン』等既存の製品を活用した当社独自の事業戦略の展開により、さらなる成長とブランド価値向上が可能となるA 合弁会社の事業領域であった製品分野に、同社として参入が可能となるBアジア・オセアニア市場に対し、『バファリン』ブランド等による新たな事業拡大が可能となるC合弁事業を内部化することにより今後収益力が改善される――などの効果が期待できる」と説明。
 さらに「バファリンの商標権獲得は新快適生活産業分野で高機能高付加価値商品を開発・販売していくための礎を築くための重要な投資である」と語った。
 取得価額は304億円。バファリン事業の売上高は130億円強。これまでバファリン事業での同社の営業利益は約7億円だが、今回の内部化により約50億円に拡大する。なお、BM社との合弁契約解消に伴いBML社は解散、清算手続きを行う予定。
 


◆ライオン、中間期および通期業績予想を修正

 ライオンは6月29日、2月9日に公表した平成19年中間期および通期業績予想の修正を発表した。
 中間期における修正後の業績予想値(カッコ内は前回発表値、以下同)は、連結は、利益面で原材料価格上昇の影響を受けたものの、海外を中心とした関係会社の利益増加および円安効果に伴い予想を上回る見込みとなったことから、売上高1580億円(同)、経常利益25億円(20億円)、当期純利益18億円(10億円)に修正した。
 個別は、売上高は国内家庭品、薬品事業における既存品の伸び悩みなどで予想を下回る見込みだが、利益面では、原材料価格上昇の影響を受けたものの、新製品の売上げが好調に推移したことに伴う自社生産品の増産効果やコスト効率化、子会社からの受取配当金の増加などで予想を上回る見込みとなったことから、売上高1250億円(1280億円)、経常利益37億円(25億円)、当期純利益32億円(20億円)に修正。
 それに伴い通期でも、個別は売上高2720億円(2750億円)、経常利益92億円(80億円)、当期純利益62億円(50億円)とした。
 なお、通期の連結業績予想については、原材料価格および為替の動向が不透明であることなどから、当初発表通り、売上高3400億円(同)、経常利益100億円、当期純利益55億円(同)を予想。



◆アライドハーツHD、中間決算発表

 アライドハーツ・ホールディングスは6月22日、平成19年11月期中間決算を、売上高511億5700万円、営業利益15億4200万円、経常利益17億8600万円、中間純利益1億2300万円と発表した。
 同社は昨年11月、ジップドラッグとライフォートが共同して株式移転により完全親会社として設立され、今季が経営統合第1期目となることから、前中間期実績および中間期実績、昨年度実績はない。中間期業績については6月14日に予想の修正を発表している。
 今中間期は、ジップドラッグが4店舗、ライフォートが2店舗の計6店を新規に出店。退店はジップドラッグ7店舗、ライフォート2店舗で、さらにライフォートがホップスドラッグ(10店舗)を完全子会社化したことから、中間期末の直営店舗数は351店舗(ジップドラッグ213店舗、ライフォート138店舗)となった。
 売上高はジップドラッグの集客チラシ配布回数削減の影響や、天候不順による両社季節商品の不振などがあったものの、ライフォートの既存店売上が予想以上に推移したことから当初の予想を若干上回った。
 経営統合で得る相乗効果を継続的に拡大してグループとしての経営基盤強化に努めている同社では、通期業績について「新規出店店舗数については、グループ各社による出店開発コンセンサスは確立されたものの時間を要したため、新規出店計画数30店舗の計画は下回る可能性がある。
 利益面では、経営統合に伴う仕入原価の低減と子会社ジップドラッグで集客チラシの削減などにより実現した利益などを原資に、グループ全体にEDLP策の浸透を図った利益還元を実施することで、来店頻度の向上・顧客満足など営業施策の強化を図る」ことで、売上高1050億円、営業利益30億円、経常利益33億円、当期純利益10億円と予想している。



◆P&G、ビューテリジェントラボで、頭皮ケアの重要性を訴求

 P&Gは6月28日、この夏に注意しなければならない地肌トラブルと、美しい髪を生み出すための地肌ケアの重要性をテーマに「P&G Beautilligent Labo」第3回セミナーを開催した。
 はじめに「P&G消費者調査からみる『現代女性の地肌トラブルの実態』」と題して同ラボ・北森敦子主任研究員が講演を行い、@過去3カ月以内に地肌トラブルを経験した日本女性は31%に上り、自覚症状のない“隠れ地肌トラブル”はさらに多いと予想されることA自分の目で確認できない部位だけに、地肌の状態を把握しきれていない人が多いと考えられることBフケを中心にカユミ、乾燥など地肌トラブルを気にする女性は5割に上り、見た目を気にする10代から30代前半でその傾向が顕著であること――を発表するとともに、“地肌ケアに対する興味(重要性)”を認識している人は8割に上るにも関わらず実際にケアしている女性は1割で、残りの7割が「興味はあるがケアは行っていない」、あるいは「ケアの仕方がわからない」と回答していることを報告。併せて、同社が開発した地肌の状態(うるおい度)を測定できる機器“スカルプセンス”を紹介した。
 続いて、順天堂東京江東高齢者医療センター・植木理恵皮膚科助教授が登壇し、毛髪や地肌のメカニズムを説明して「髪は皮膚の一部であり、地肌の健康は髪の健康と密接な関係がある」と述べるとともに、夏は洗髪回数の増加や夏バテによる栄養バランスの悪化などから地肌トラブルが増加することを紹介しながら「枝毛などを発見した際には、髪の毛のことだけを考えるのではなく地肌の健康を意識することが大切だ」などと指摘。
 さらに「調査により、女性の髪のピークは40歳代であることが判明しており、30〜40歳代を豊かな髪で迎えるためには20歳代からの地肌ケアが重要だ」と説いた。










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