石鹸日用品新報 9月20日号

 2006.09.19 更新


◆薬業連絡会、ドラッグストア24時間営業を可能にする新資格について提言

 ドラッグストア業界では現在、“24時間営業”実施に向けた機運が高まっている。今まで薬剤師不足問題が影響して、実施は不可能とされていたが、6月8日に成立した改正薬事法で、新資格「登録販売者」の創設が認められたことで可能になった。
 そうした中、医薬品に関係する5つの業界団体(薬業連絡会=全日本薬種商協会、日本チェーンドラックストア協会、日本置き薬協会、日本大衆薬工業協会、日本医薬品卸連合会大衆薬卸協議会)ならびに有識者で組織された薬業界運営基準及び資質向上検討委員会(川島光太郎委員長)は9月13日、記者会見を開き、改正薬事法に基づいた国民、生活者主体の一般用医薬品提供のあり方についてこれまで計10回に亘り続けてきた議論をまとめた「報告書」を発表した。この報告書は、改正薬事法運用のあり方や方向性について示したもので、同法が真に生活者の視点で運用されるよう、実施者である業界自らが、“業界エゴ”に囚われないように多くの有識者とともに考えた結果がまとめられている。
 報告書では、「登録販売者」については、@改正薬事法でも要求されている“資質”についてA資格取得(試験方法・受験資格)と取得後の対応――が言及されている。
 “資質”については「医薬品、その他の物品管理」「構造施設の管理」「従業員への監督」「開設者への意見具申」の4項目を管理するとともに、「情報提供」「相談応需」「副作用報告義務」に対応できる資質を担保する人材育成を検討することが打ち出されている。
 “資格取得”では、試験内容について「店舗管理者の義務、情報提供、相談応需、副作用等の報告に基づいて作成したカリキュラムを骨子に、@一般用医薬品の販売に必要A現場で必要(役立つ)――知識に限定すべき」と提唱。「登録販売者」資格保有者の呼称については「医薬品販売管理師」(略称・販売管理師)とすること、“実務研修者”の呼称は、パートタイマーらと区分する意味から「医薬品販売師」(略称販売師)とすることを報告した。



◆いち髪、初回出荷20億円突破 新カネボウ代表する商品に育成

 カネボウホームプロダクツ販売が9月1日から新発売した話題のヘアケアブランド「いち髪」は、初回出荷が20億円を超える計画以上のスタートを切った。現在はドラッグストアを始めとする各業態の店頭で、レギュラーサイズのシャンプーとコンディショナー、トリートメントが同梱された数量限定・トライアルセットが専用什器で展開されているが、若い女性から高い支持を受けている女優・深津絵里を起用したテレビCM「登場編」が放映されていることもあり動きが活発化している。今後は「日本の女神たちへ、いち髪 誕生」をコミュニケーションメッセージに、テレビCM、屋外・交通広告、雑誌広告、サンプリングなどを展開していく。
 同ブランドについて中島会長は「新カネボウの中長期戦略の最重要商品と位置付け、3年有余の研究開発期間を経て、消費者のヘアケアニーズを徹底的に追求して誕生した。単にトイレタリーという1事業の商品ではなく、新カネボウを代表する象徴的な商品に育成し、その中で得られたマーケティング手法などのノウハウを他事業に応用していきたい」と話している。 
 


◆プラネット7月期決算は増収増益を達成

 プラネットは9月13日、平成18年7月期の決算短信を発表した。
 同期売上高は22億8139万2000円で前期に比べて4.3%増加。営業利益は4億4651万4000円となり、29.5%の大幅増。経常利益も4億5888万8000円で28.8%増加した。当期純利益は2億6079万6000円で11.9%伸び、同期も前期に引き続き増収増益の好決算となった。
 事業別の売上高は、EDI事業19億3387万7000円(前年比4.1%増)、データベース事業3億1783万8000円(同7.4%増)、その他事業2967万5000円(同7.5%減)。
 同社は当期、主要サービスである「基幹EDIサービス」の利用率の更なる向上を図るべく、データ種がともにキメ細かく利用促進・拡大を積極的に推進。また、利用業界を拡大すべく、ペット関連業界、理美容業界、介護業界、家庭紙業界、大衆薬業界への「基幹EDIサービス」の普及促進も積極的に行った。また、各利用メーカーの荷動きも活発であったこともあり、通信処理量が計画以上に増加、05年12月には月間ベースで過去最高の通信処理量を記録した。
 05年8月に稼動を開始した国際標準準拠の本格なインターネットEDIサービス「SMOOTHEDI」は、稼動準備ユーザーとの連絡体制を構築し、普及へ向けての活動を継続している。情報系サービスである「バイヤーズネット」についても活発な営業、啓蒙活動を進め、徐々に各流通段階での認知が広がっている。



◆ユニ・チャーム 開発本部をグローバル開発本部へ改称

 ユニ・チャームは10月1日付けで、05年に策定した「グローバル10」ビジョンで掲げた「不織布・吸収体ビジネスでアジアbP、グローバルシェア10%世界トップ3」の達成をより加速させることを目的として、機構改革を次の通り行うと発表した。
 【機構改革】
 グローバル開発本部(改称・本部内改編)は、@開発本部をグローバル開発本部へ改称A第1〜3開発部を、第1商品開発部に統合B第4開発部を、第2商品開発部へ改称C先行開発部を新設D生産技術部を技術開発部に統合E生活科学研究所の東京分室を新設する。
 グローバルマーケティング本部(本部内改編)は、@ベビーケア事業部を、ベビーケア海外事業部とベビーケア国内事業部にAフェミニンケア事業部を、フェミニンケア海外事業部とフェミニンケア国内事業部に改組する。
 グローバルSCM(サプライチェーンマネジメント)部を新設し、グローバルSAPS人材開発部(統合)は、人材開発部と企画本部SAPS推進室を統合する。さらに、監査役会の直轄組織として、監査役室を新設する。



◆メディ・パルHD、組織変更実施しグループ内連携強化

 メディセオ・パルタックホールディングスは、社内組織の効率化・機能強化を図るとともに、グループ内における連携強化を目的に、10月1日付で組織変更を実施する。
 (1)社長直轄組織
 @社長直轄組織 コンプライアンス室を分割し、新たに監査室と法務・CSR推進室を設置する。
 (2)各本部内組織
 @経営企画本部 経営戦略部と経営計画部を統合し、新たに経営企画部を設置する。
 A医薬営業本部
 T)営業戦略部を分割し、新たに営業戦略一部と営業戦略二部を設置する。
 U)仕入部を分割し、新に仕入管理部と仕入部を設置する。
 Bロジスティクス本部
 T)連結対象の完全子会社間における、クラヤ三星堂の一般用医薬品等の卸売に関する事業を、10月1日にパルタックに譲渡することに伴い、▽ヘルスケア東日本物流センター(埼玉県加須市)は、平成19年3月30日(予定)をもって廃止するが、その間の呼称をヘルスケア東日本物流部に改称する。▽ヘルスケア栗東物流センター(滋賀県栗東市)は、11月30日(予定)をもって廃止するが、その間の呼称をヘルスケア栗東物流部に改称する。▽ヘルスケア北神物流センター(兵庫県西宮市)は、平成19年6月30日(予定)をもって廃止するが、その間の呼称をヘルスケア北神物流部に改称する。
 U)連結対象の完全子会社であるエバルス(広島市中区)に対する、10月1日の販売・物流等のメディ・パルHD基幹システムへの統合に伴い、エバルスの御津物流センター(岡山県岡山市)と広島物流センター(広島市安佐南区)の運営全般をメディ・パルHDに移管し、新たに岡山御津物流センターならびに広島物流センターとする。



◆花王、ファミリーキュキュットから手洗い用食器用洗剤「若竹」発売

 花王は9月30日、すすいだ瞬間に、汚れ落ちを指先と音で“キュキュッ”と実感できる食器用洗剤「ファミリーキュキュット」シリーズから、汚れもニオイも一度でスッキリ落とす手洗い用食器用洗剤「ファミリーキュキュット 若竹」を新発売する。
 同社によると消費者が手洗い用の食器用洗剤に求める機能は、基本性能である“洗浄力”だけでなく、“消臭効果”“除菌効果”“すすぎの早さ”などの付加機能があり、この傾向は増加する傾向にある。
 同品は、洗浄成分ミクロウォッシュが油汚れを瞬時に細かく分解し、すすいだ瞬間、油汚れはもちろん、魚やお弁当箱の残りがちなニオイ汚れまですっきり落とす。また、スポンジやまな板の除菌もできる。本体250_g、つめかえ用400_g。オープン価格。

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メーカー・工業会関連


■ソニーが特約店向け展示会を東京で開催、ハイビジョン製品を積極展開
■花王antuプロジェクト、QOL実践のためのガイドブック「艶暦」を発刊
■ユニリーバ、シャンプー・リンス市場で首位奪還、金額シェアで12%獲得
■東家同18年8月度市況調査、底値アップも希望まで届かず
■花王、永長亥佐夫氏の生活者研究センターアジア生活者研究部長就任を発表
■P&G定例社長会見詳報 売上の80%に相当するブランドがシェア拡大
■ジャックス/大平工業がTV番組で紹介、歯間ブラシのトップ企業として
■カネボウ化粧品、店頭カウンセリングを支援する新肌測定機器を導入
■カメヤマ、新自社ビル完成に伴い新ショールーム&アンテナショップを披露
■三洋電機、eneloopの認知度を更に向上へ、横浜・福岡でエリア戦略を展開
■フマキラー、企業コラボ企画に参画しスキンベープのTシャツ等を発売
■企業探訪 東京ローソク製造 ワックスの原料価格高騰に懸念
■SSLヘルスケアのデュレックス、コパトーン等の販売元がシックへ移管
■フマキラー、フマキッズこども研究所を通じ子供向けイベントに相次ぎ参加
■マスターフーズ、自由度高いオフィスがニューオフィス推進賞を受賞
■ポーラ化粧品、無料で本格的なカウンセリングができるWebサイトを開設

 

商品・販促・市場関連


■PRページ 花王 新発想のオーラルケアブランド「薬用ピュオーラ」を発売
■資生堂、グローバル高機能スキンケアブランド「BOP」から新製品を発表
■花王、マスカラタイプの白髪かくし「ブローネポイントカバー」を新発売
■資生堂、母乳成分に着目したヘアケア「スーパーマイルドチカラ」を新発売
■クロバーコーポのアロマデュウが東京ギフトショーのコンテストで準大賞に
■ジョンソン、家具用ワックス、床用ワックス等をプレッジブランドに統一
■マスターフーズ、犬用・猫用フードなど秋のペットフード新製品を発表
■ラッシュジャパンがX'mas限定アイテムを発表、入浴剤バスボムなど28品目
■ダリヤ、「サロンドプロ無香料ヘアカラー早染め」シリーズを改良新発売
■ツムラ、ソフレの入浴液・ボディソープの容器をリニューアル
■資生堂、敏感肌用化粧品「dプログラム」から40代向けスキンケアを新発売
■小林製薬、「『間宮』アロエ軟膏a」を含む新製品・改良品を発売
■ライオン、部屋干しトップ、アクロンから香りをテーマに数量限定品を発売
■松下電器、長寿命・省エネを実現した「パルックボールプレミア」を新発売
■J&J、「バンドエイド水に強いタフガード」シリーズに5アイテムを追加
■カネボウフーズ、インボディアウトから入浴料「汗流入浴」を新発売

■ライオン、「バファリンルナ」のTVCMにタレントのベッキーを起用
■資生堂、「ホワイトルーセント」から薬用美白クリーム状乳液を新発売
■pdc、「スキンラミネート」シリーズから保水膜化粧水を新発売
■シーボン.、シーボンコンセントレートから高機能保湿クリームを新発売

■花王、2way機能の大人用おむつ「リリーフリハビリスタートパンツ」を発売
■小林製薬、歯茎のひきしめ効果実感できる薬用歯磨「ひきしめ生葉」を発売
■ピジョン、レトルトカップシリーズのベビーフードのラインアップを充実
■大王製紙、エリエールカラートイレットティシュー2品のパッケージを改良
■東洋アルミEP、遠赤外線の放射量が多い「遠赤クッキングシート」等を発売
■花王、1回着ただけでは洗わない衣類のシワや臭いをケアするミストを発売
■資生堂、資生堂メンから唇のバリア機能保つ男性用リップクリームを新発売
■丸三産業、ピーターラビットのパッケージを採用した綿棒&パフを新発売
■資生堂、キオラからスパ感覚の手入れができるマッサージクリームを発売
■マーガレットJ、ダメージヘアのためのインバス用トリートメントを発売
■ライオン、ルックきれいのミストが好調、シリーズ合計売上300万本超える
■ツムラ、日本の名湯からアソートタイプ入浴剤「源泉の愉しみ」を新発売

■ピジョン、赤ちゃん向けセーフティグッズ「ピーケア」の新型タイプを発売
■アース製薬、フッ素コートセボンを改良、銀イオン配合しデザインも一新

 

流通・関連団体・その他

■薬業連絡会、ドラッグストア24時間営業可能にする登録販売者について提言
■パルタック、10月1日付けで代表取締役の委嘱事項変更等を実施へ
■広島共和・丸和商事共催の第31回メンバーズフェアが開催、153社が出展
■2006年台湾生活用品商談会が9月25日から東京、大阪、福岡の3都市で開催
■第6回油脂優秀論文賞受賞講演会、2部門6テーマで講演を実施
■時評 暮らしの中での3R活動
■泡沫 IHヒーター対応のクリーナーが中小石鹸メーカーから発売
■第62回東京ギフトショー秋が開催、2317社が出展、4日間で20万人超が来場
■国際物流総合展2006を含む3展が東京ビッグサイトで開催
■HC研究所、662社1万4166店舗を収録した第12版ドラッグストア名鑑を発刊
■フレームワークス、医療関連会社と医療業者物流管理システムを共同開発へ
■プラネット18年7月期決算、EDI事業、DB事業の伸長で今期も増収増益に
■アクアシティお台場、タクシー向け無料駐車場サービスを実施
■牛乳石鹸・宮崎社長、資生堂・前田社長が寄稿したビジネス本が発刊
■9月25日の「介護の日」に合わせた関連イベントが展開、ヨーカドーも協賛

    

【キッチン・手袋特集】

■食器用洗剤市場、食洗機専用洗剤が拡大見せる、付加価値商品が市場の核に
■花王、汚れも臭いもスッキリ落とす「ファミリーキュキュット若竹」を発売
■ハイネリー、「キッチン純」を積極展開、豊かな泡立ちと洗浄力をアピール
■P&G、ジョイの洗浄力を向上しデザインも一新、No.1ブランドの地位を確立
■ウェルコ、オレンジオイルと強力発泡の洗浄剤「オレンジ洗浄剤」を新発売
■ライオン、チャーミークリスタが話題に、チャーミーVから季節限定品発売
■第一石鹸、オレンジオイル配合の「ファーストフレッシュオレンジ」を展開
■カネヨ石鹸、IHヒーター対応クリーナー「キッチンクリーナー」を新発売
■ニッサン石鹸、スプレーするだけの食洗機用洗剤「液体さらキラリ」を展開
■UYEKI、食品添加物100%の安心クリーナー「オレンジシャワー」が好調
■サラヤ、LOHAS志向にマッチした「ヤシノミ洗剤」の数量限定パックを展開
■マルフククレンザー、梅酢配合のマルフクタイムリーオレンジ本体を新発売
■東洋アルミEP、使いきりの洗剤inスポンジ「ワンデイウォッシュ」を新発売
■日本グローブ工業会17年度販売数量統計、家庭用手袋が今期も1億双を突破
■ショーワグローブ、「ナイスハンドデリケートシリーズ」に注力
■エステー化学、ファミリースヌーピー手袋に期待、手袋にも付加価値路線
■おたふく手袋、新素材採用で防寒性に優れた「インナーシャツ」等を新発売
■三興化学工業、グリップ力に優れた天然ゴム製手袋「SK-200」を新発売
■ダンロップHP、フィット性の高い立体構造採用した「デジハンド」が好調
■オカモト、うるおい手袋にハンドクリームをセットした数量限定品を発売

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