石鹸日用品新報 3月8日号+速報

 2006.03.09 更新


 
 東海・近畿地区を主な商圏とするジップ・ホールディングス(北嶋永一社長・名古屋市)と近畿・山陰地区を主な商圏とするライフォート(石橋一郎社長・神戸市)は、3月9日の両社取締役会において、ことし11月1日を目処に株式移転により共同持株会社を設立することで合意した。
 ジップホールディングスは傘下に東洋薬局、白沢ドラッグ、シーズアンドアーパスを持ち、流通業界初の持ち株会社を設立し、再編の続くドラッグストア業界にあってグループ化による再編で注目を集めている。一方、ライフォートはマルゼンと神薬堂の合併で平成16年に誕生したもので、両社は今回の共同持株会社設立について次のようにコメントしている。
 「大競争時代にあるドラッグストア業界は大きな変革期を迎えている。こうした中、営業基盤、主要顧客、得意分野の補完性が高い両社は、それぞれの強みを集結し、より競争力のある企業集団として発展・成長していくために、経営統合を行うことが最善の選択であると判断した。
 今後、新会社グループは、「生活者への貢献」という基本理念のもと、兵庫から大阪・愛知を中心に山陰、近畿〜東海・首都圏エリアにかけてドラッグストアをドミナント展開するとともに、管理運営体制・物流システム・販売・仕入などの合理化・効率化を一段と図り、顧客満足の向上に努めていく。そして新会社グループは、地域に根ざしたドラッグストアの連合体として、当業界における新たなパラダイムの創造目指していく」



◆あらた・中央物産・シスコが10月1日経営統合

 昨年12月8日付で包括的業務提携契約を締結した、あらた(伊藤昌弘社長)、中央物産(児島誠一郎社長)、シスコ(畑中伸介社長)の3社は、3月1日に開かれた各社の取締役会決議を経て、本年10月1日を合併期日とする「基本合意書」を締結したことを発表した。今後6月の合併契約承認取締役会・合併契約書締結、8月の合併契約承認株主総会を経て、10月1日に合併となる。合併はあらたを存続会社とする合併方式で、3社の平成17年度3月期売上高総額は約5800億円。
 昨年末の包括的業務提携発表から3カ月も経ないで一気に合併となったことについて3社は「大手チェーンストアの合従連衡、多店舗化の進展、業態間競争の激化などドラスティックな外部環境の変化に伴い、中間流通に求められる機能も質の異なる新機能の提供が必要となり、3社の経営統合、3社合併を行うべきではないかとの議論を重ねてきた結果」であると説明、今後の実現を目指す指標として次の3項目を挙げた。
 @新生あらたとして、地域密着型全国ネット体制を確立し、サプライチェーン全体最適を目指した“新しいビジネスモデル”を構築、企業価値を一層高めるA新生あらたは、常に高い評価を受ける真に優れた卸機能を有し、全国各地域で“第1”に選ばれる中間流通業になるB新生あらたは、“美と健康、清潔で快適な生活”に貢献することを事業領域とし、全てのステークホルダーの期待に応え、広く社会に寄与する付加価値の高い企業となること。
 合併後の商号は「鰍らた」となるが、事業内容も化粧品・日用品雑貨品・医療衛生用品卸売業、ホテル事業など多岐に広がる。本社の所在地は現あらた本社(船橋市)となり、代表者には代表取締役会長・大公一郎氏、同社長執行役員・伊藤昌弘氏、同副社長執行役員・児島誠一郎氏、同副社長執行役員・畑中伸介氏が決定している。
■合併当事会社の最近3事業年度の業績     単位:百万円
 あらた(連結)
決算期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期
売上高 388,636 420,576 424,867
経常利益 7,642 8,008 2,123
当期利益 5,393 5,928 622
 中央物産(連結)
決算期 平成15年3月期 平成16年3月期 平成17年3月期
売上高 111,823 107,797 103,633
経常利益 611 701 457
当期利益 350 546 111
 シスコ(単体)※
決算期 平成15年3月期
(変則6カ月)
平成16年3月期 平成17年3月期
売上高 11,381 23,911 50,511
経常利益 258 518 435
当期利益 70 125 233
※平成16年4月1日に秀光舎、シンユウ物産、伊藤安が合併して設立。平成15年3月期及び平成16年3月期は、存続会社の秀光舎の数値を記載。



◆アイスタイル DAC社と合弁会社を設立

 コスメ情報サイト「@cosme」を運営するアイスタイル(吉松徹郎社長)は2月28日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(矢嶋弘毅社長、以下=DAC)とともに、専門カテゴリー型サイトなどに対してマーケティングサービスを提供する新会社(商号未定)を共同で設立すると発表した。
 両社とも専門カテゴリー型サイトを対象に、広告収入による売上げ増大を目的にしたサービスの展開を目指していたことから、2社のノウハウ、技術、人材を持ち寄り、今後の優良メディア育成と広告商品開発を一気に進める“メディアサイド”に立ったマーケティングサービス会社の設立に至ったもの。
 この新会社では@アド開発サービス=専門カテゴリー型サイトを主な顧客とし、アイスタイルが「@cosme」で培ってきたメディア開発ノウハウを活用して、マーケティングメディアとしての価値の最大化と広告収入の獲得・拡大を実現Aメディアネットワークサービス=DACがネットワーク型メディア運営事業で培ったノウハウとインターネット広告に関連する様々な知見を活用して、多数のメディアをネットワーク化しながらインプレッション型、リーチ保証型、クリック保証型、行動ターゲティング型などの様々なメニュー体系で代理店・広告主に販売し、各サイトの広告販売増加による売上げ拡大を実現――の2サービスを中核事業として展開する。




◆サプリコ、良品スタジオ商品説明会開く

 サプリコ(秋葉吉秋社長/秋葉商店社長)は2月25日、東京・日本橋の大日本除虫菊東京支店会議室で、自社開発商品「良品スタジオ」の説明会を開催した。今回の説明会は直接販売に携わるセールスへ商品の理解を深めに行われ、約80人が参加した。
 秋葉社長があいさつに立ち、「『良品スタジオ』は現在128品目で、年内に200、来年には300まで拡大する構想で、『良品スタジオ』の開発・販売はサプリコの中心事業の1つとなっているが、販売には全国で温度差があり、今回の説明会は直接販売に携わっているセールスの方を対象にしたものである。良品スタジオを各社の経営のために大変重要な商品であり、直接メーカーの話を聞いて商品の理解を深めてもらいたい。我々の規模では小売店の新規オープンに約500アイテム入るが、この内、200から300アイテムはブランド名で注文が来る。残りは割り箸とか、たわしなどカテゴリーで注文が入る。こうしたものを『良品スタジオ』に切り替えれば競合と差別化でき、理想的な店ができる。『良品スタジオ』の拡販は販売店のため、我々が生き残るためでもあり、ご協力をお願いしたい。商品の切り替えは意識の問題であり、強い意志を持って進めていただきたい」と述べた。
 


◆マンダム「ルシードエル」、神戸コレクションに特別協賛

 日本最大級のファッションイベント「神戸コレクション2006S/S」が2月25日、神戸ファッションマートで開催され、このイベントにマンダム「ルシードエル」が特別協賛し、同ブランドのコンセプトである“髪の質感づくり”と新作ファッションをコラボレーションしたステージを展開した。
 STAGEが開幕し、ファッションショーやスペシャルライブの後、ルシードエルスペシャルステージ“質感/ルシードエル”が始まり、「親友カジュアリー」「姉グラマラス」「先輩エッジィ」「妹ドーリー」の4つのシチュエーションを提案し、神戸ファッションをより際立たせる質感ヘアスタイルを披露した。
 その後、シークレットゲストとして、今春から新たにルシードエルの新イメージキャラクターに起用された、人気モデルの押切もえがステージに登場。出演を告知されていなかった観客からは驚きと喜びの声が大きく響き、押切も観客からの声援に笑顔で応えて会場を盛り上げた。
 ヘアファッションショー後にトークショーが始まり、押切はルシードエルの新イメージキャラクターに起用されたことについて「これまでルシードエルに登場してきた方々を見て、大変プレッシャーを感じているが、がんばりたい。モデルも一生をかけて続けていきたい」と抱負を語った。





◆コバショウ、住友商事とともにケンコーコムに資本参加

 健康関連総合ECサイト「ケンコーコム」を運営するケンコーコムとコバショウ及び住友商事は2月28日、ケンコーコムの第三者割当増資の引き受けによる資本参加を、また、ケンコーコムとコバショウ及びコバショウの連結子会社である青い鳥物流は業務提携を行なうことを決定し、同日付けで第三者割り当て増資に関する合意および業務提携契約を締結した。
 ケンコーコムは、コバショウ及び青い鳥物流との提携によりケンコーコムが関東地区に新たに設置する物流センターにおける商流機能ならびに物流機能を強化し、健康関連総合ECサイトとして、より一層の業容拡大を図り、さらなる利便性向上と消費者の健康増進への貢献拡大を、コバショウはケンコーコムとの取引開始により、新規販売チャネルであるECサイトへの取り組み強化及び売上げ拡大を目指す。
 また、ケンコーコムは総合商社として強固なビジネス基盤と多様で高度な機能を持つ住友商事との将来的な業務提携の可能性を、住友商事は従来から取り組んできた様々なネット事業に加え、ケンコーコムとの将来的な業務提携の可能性を検討する。
  
 

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日用品主要カテゴリー動向、各地区流通動向、業界の最新情報をレポートした特集「流通最前線」などを掲載。
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メーカー・工業会関連

■資生堂、新ヘアケアメガブランド「TUBAKI」のブランド発表会が盛大に開催
■日本繊維製品防虫剤工業会・防虫剤公正取引協議会が3月1日付けで移転
■カネボウ、2月22日付けで「カネボウ厚生年金基金」を解散
■カメヤマ、商品説明会を横浜で開催、新庄社長「新素材商品の普及に注力」
■全糊連、平成17年度定時総会を京都で開催、石塚会長の再選を承認
■米P&G、05/06年度第2四半期(10〜12月)業績を発表、売上高は27%増を記録
■ライオン、本社・関係会社の人事異動を発表
■ファイザー、リステリンプレスセミナーを開催、歯石沈着防ぐ新製品を発表
■花王、「第6回みんなの森づくり活動」の助成対象団体を決定
■西化工17年1〜12月出荷統計、頭髪用が堅調、総販売金額は前年実績上回る
■マスター会長・奥中喜一郎氏が2月10日に逝去、享年93歳
■関西鹸界の先駆者逝く 奥中喜一郎氏死去に寄せて
■故日進香料元会長・小嶋正義氏の「お別れ会」に業界関係者ら多数参列
■P&G、ミラノファッションウィークのオフィシャルスポンサーとして協賛
■日本シイベルヘグナー、英国のベビー用品ブランド「アベント」を国内展開
■企業探訪 相模ゴム工業 薄さ0.02mmのコンドームで市場を活性化
■ヴィダルサスーンクリエイティブエキスパートにオーランド・ピタ氏が就任
■ユニリーバ、レセナスポーツのイベント・ワキの下公式応援歌発表会を開催
■花王、3月1日付けで花王、花王販売、花王化粧品販売の人事異動を発表
■チバSC、テキスタイル事業を米国ハイツマン社に売却へ
■ピジョン、「ピジョン第20回赤ちゃん誕生記念植樹キャンペーン」を実施

 

商品・販促関連

■ライオン、「薬用毛髪力INNOVATE EX 新発売プレゼントキャンペ」を実施
■FT資生堂、シーブリーズを一新、ローション及びシャンプー・リンスを改良
■まるは油脂、い草の除菌・抗菌機能に着目した「い草石けん」を新発売
■ユニチャーム、生理用ショーツ「ソフィナチュラルフィット」に新色追加
■伊勢半、特殊機能スキンケア「マジカル」から角栓及び毛穴ケア製品を発売
■資生堂、草津温泉と共同で温泉郷専用浴用化粧品ブランド「泉と恵」を開発
■ツムラ、「モウガシリーズ」から男性用及び女性用の育毛剤を新発売
■花王、ソフィーナファインフィットから粉おしろいとコンシーラーを新発売
■ユースキン製薬、低刺激&保湿のサンケアライン「SUVスキンケア」を改良
■資生堂、「マシェリ」からブラシ式ストレートフォームを新発売
■ユニチャーム、「ライフリー」から新尿ケアパッドを新発売
■J&J、子供用シャンプーブランドを一新、「ジョンソンキッズ」を新発売
■ジョンソンTD、スプレータイプのハト及びカラス用の忌避剤を新発売
■丸富製紙、シャワートイレ用ロール「シャワいいな」を新発売
■ニベア花王、制汗デオドラント8×4を一新、ニオイ消しパウダーを新配合
■敷島線香、徳用のミニ寸線香「花小町」を新発売
■ユニチャーム、吸収体の形が変わる「ソフィ超熟睡ガード400」を新発売
■ライオン、「バルサン」からフォームタイプのダニ駆除剤を新発売
■P&G、ペットのニオイに対応した「ペット用ファブリーズ」を4月中旬に発売
■マスターフーズ、猫用プレミアムフードブランド「シーバデュオ」を一新
■資生堂、美と健康のためのサプリメント「サプレックスT3-Q10」を新発売
■資生堂、敏感肌用ブランド「デリエ」から日中用乳液、日焼止め乳液を発売
■SSLヘルスケア、コパトーンブランドからアフターサンケア製品2品を発売
■持田ヘルスケア、肌の真菌と細菌をダブルで抗菌する薬用液体石鹸を発売
■UYEKI、衣類のホコリ取り手袋「ハンディクリーン」を新発売
■小林製薬、栄養補助食品から「ヘスペリジン」「緑の栄葉源」を通販発売
■資生堂、高いテカリ防止効果を持つ製剤「マットヴェール」を開発
■キング化学、「バスキング」からクールタイプ等の夏用入浴剤を新発売
■P&G、プリングルズの食感・サイズを改良、ブラックペッパー味を限定発売
■ライオン商事、ペット用品ブランド「うちの子思い」から新製品を発売
■シーボン、「フェイシャリスト」からミルクタイプのクレンジング料を発売


 

流通・関連団体・その他

■あらた、宮崎支店の閉鎖に伴い、宮崎県宮崎郡清武町に宮崎営業所を開設
■コバショウ、住友商事の2社が健康関連ECサイトのケンコーコムに資本参加
■チェーンストア18年1月統計、ヘアケア品が低調、総販売額も前年割れに
■ソニー、ソニープラザを含むリテール事業5社の持株会社を設立

■トゥディック元会長・小泉清氏が2月24日に逝去、享年79歳
■台北国際専門見本市の説明会が東京で開催、日本企業の出展を募集
■健康産業界最大のトレードショー「健康博覧会2006」がビッグサイトで開催
■メタボリック、携帯電話による通販サイト「ケータイサプリ」を開設

■時評 あらた・中央物産・シスコ合併へ 水面下の再編浮上か
■泡沫 ジャパンビューティを発信する資生堂の「TUBAKI」

■ポーラ財団、3月の伝統文化記録映画上映会の開催日程を決定
■アイスタイル、DACと合弁会社を設立、専門型サイトにマーケサービス提供
■ポーラ財団、第4回伝統文化セミナー「歌舞伎の下座音楽が面白い」を開催
■進路一考(59) 稲垣重久

■ポーラアネックス3月の催事、「伊差川洋子紅型作品展」等を開催
■マッチ時報第322号
■日雑談 少子高齢化の影響? 大人に受ける子供向け商品


【香りの特集】
■限定の香りの製品を各社が展開、認知高まり店頭活性化に寄与
■国内初の「香りの図書館」がオープン、渋谷達明館長に開館の経緯を聞く
■ザ・ボディショップ表参道店を訪問、香りに敏感な消費者から高い支持
■香料工業会16年度香料生産・輸出入統計、猛暑の影響で好調に推移
■永廣堂本店、米アクティブコンセプト社の機能性化粧品原料セミナーを開催
■マーガレットジョセフィン、フレグランス保湿乳液「ラヴリージェ」を発売
■香料産業の現状を見る 香料化合物の新規指定が活発化
■ビバニーズ・パドック、フレグランス乳液「フレグジャーニー」を新発売
■国内No.1シェアの香水専門メーカー 「アメーズユープランニング」
■グローバルプロダクトプランニング、南仏のホームフレグランス製品を発売

 
お知らせ

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